ブログ

8月16日(水)曇りのち雨 校長室コラム「送り盆」 

<校長室コラム「送り盆」>今日も午後から「雨」になりました。東京では16日連続雨を更新しています。ただし、この異常気象の雨は「露地野菜」の生育に大きなマイナス影響が出ています。特に都会では「野菜」が高騰していているそうです。

    

〇今日まで学校は 業務停止・・・・・・今日まで、学校に職員が勤務しない日(業務停止)でした。
●私は今日、9時と16時の2回、北中へ行き校舎内外の巡回と地区校長会の仕事をしていました。
「お盆」中にも関わらず、北中の大規模改修工事で仕事に来てくださった業者に感謝しています。


●明日から学校は通常業務になります・・・・・・明日から日直が出勤します。6つの部活動の練習も再開します。

〇子育て・親育ちの眼「不登校 高止まり」・・・・・・不登校の今の現状をお知らせします。
●文部科学省によると、全国の小中学校に在籍している2015年度(昨年)の不登校の児童生徒数は「12万6009人」でした。
この調査は年間30日以上欠席した人数が約12万6千人いたという異常な状況です。

●1991年度(今から24年前)では、6万6871人が徐々に増加を続けました。文科省や県教委は色々な施策をしてきましたが、「不登校増加」に歯止めがかかりませんでした。

●2001年度には不登校は「13万8722人」になり、その後は高止まりしていると国は評価しています??。

●このような異常な状況を受けて、国や自治体では不登校の継続的な把握や支援のための施設整備などを求める「教育機会確保法」が昨年12月に成立し、今年2月に
施行されました。
当初はフリースクールや学校での学習を義務教育の一つの形態と認める制度が検討されたが、実現は見送られて何も変わっていません。
******日本の「不登校」という休む状況(症状)は、アメリカや西欧諸国、中国などではないと言われています。
私も今から24年前(栃木県で不登校が1,000人を超えた頃)に不登校に対応した「適応指導教室」の担当として関わってきました。
その中で、「幼少期の親子の関わり」が不登校減少へのキーワードになるように考えてます。
******参考文献「毎日新聞」(H29,8,14)18面から引用