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9月29日(木)その2 子育て・親育ちの眼「いじめ」

<子育て・親育ちの眼「10月中 それって、いじめじゃない月間にします」> 今週の土曜日から10月になります。10月7日(土)は第1学期終業式。11日(火)から第2学期がスタートする時期になります。
〇1学期、この6ヶ月で生徒たちは進化、成長しています・・・・・・4月に示した新たな北中作りのMISSIONで、「Happiness&EVOLUTION(進化)」を示しました。
すると、生徒たちは校長の意をくんで生徒会を中心に、アクションを起こしてくれました。  結果としては、私を含めた職員からも、北中生徒たちの「プラス変容」を高く評価しています。
今後、北中の今のレベルをより向上、アップさせる一つの方策を提案させていただきます。

●それは、「いじめのない北中」です。
生徒たちは日常、何気なく「じゃれ」ついたり、「ふざけ」あったり、「軽く叩い」たり、「悪ふざけ」、「相手を傷つけるような言葉」、「悪口」などを、加害生徒は「いじめだ」と判断できずに言ったり、やったりしていることが、教師が見ていない場面でもあります。
このような場面、はたして「いじめ」か「いじめじゃない」のかを判断し、みんなで注意できる(言い合える)ような学級、学年作りができないのかな、ということを提案したいのです。 

みんなの目で見て、考えて判断し、「いじめのないクラス作り」を合い言葉に、言い合い、話し合えるクラスができ上がれば、北中がまたワンランク・アップすると考えます。
 
●10月、この1ヶ月を「それって、いじめじゃない!月間」と考えています。
お家でも、お子さんとの積極的に会話をもっていただき、「いじめのない北中」作りのためにお子さんと考えたり、話し合っていただけると幸いです。なお、「いじめ」へのアンテナを高くしていただき、情報があれば、担任へお話ください。 


〇参考までに、いじめ防止対策推進法(H25,6,28施行)で言う「いじめ」とは・・・・・・
●目的・・・「いじめ」は、心や体を傷つけます。人間として生きる権利を傷つけます。命が危険になることもあります。この法律は、そのような「いじめ」を防止するために作られました。

●いじめの定義・・・「いじめ」は、ある子どもを心理的、物理的に攻撃することで、「いじめられている子」の心や体を傷つけたり、被害を受けて苦しんだりすることです。インターネット「いじめ」も、「いじめ」です。 
「この程度やっても平気よ」は、言い訳になりません。やられた子が傷つけば、「いじめ」です。 

●いじめの禁止・・・「いじめ」は、行ってはいけません。

●保護者の責任・・・お父さんやお母さん、子どもの保護者は、子どもを教育する責任があります。子どもが「いじめ」をしない子に育つように、努力してください。 
自分の子どもが「いじめられた」ときには、子どもを保護します。

●学校と教職員の責任・・・学校と教職員は、関係者と協力しながら、「いじめ」防止と早期発見に取り組みます。そして「いじめ」が起きていることが分かったら、すぐ対応する責任があります。 

●いじめに対する措置・・・「いじめ」の相談を受けた人(親や友達)は、その子の学校に知らせます。学校はすぐに事実を確かめて校長に報告します。そして「いじめ」をやめさせ、「いじめ」を受けた子を守ります。 学校は、必要があれば「いじめた」子をへの指導を行い、「いじめられた」子が安心して生活できるようにします。 
なお、「いじめ」が法に触れる犯罪だと判断したときには、教育委員会に連絡し、警察に通報します。