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10月9日(日)その2 子育て・親育ちの眼「思春期の接し方」

<子育て・親育ちの眼「思春期の子どもへの接し方」> 思春期は「疾風怒濤」の時期と昔から呼ばれていて、子育ての難しい時期と考えられています。特に、「男子」の子育てやしつけが母親には難解ではないでしょうか? 
〇思春期の両面・・・・・・思春期は、大人に心も体も近づいていく時期です。
●「自我」が芽生え、自分作りのために、そのまま問題なく育つお子さんもいますが、迷走や戸惑いから親や教師(大人)に反抗、反発をしてくるお子さんもいます。 最悪の場合、いじめや暴力、不登校、飲酒、喫煙、夜間徘徊、ドラッグなどの問題で、親子で悩み苦しむことがあります。
●逆に、人間として成長していく上で、ポジティブに心や性格が変化していく時期でもあります。
子どもが、プラスの大人像の見本になるのは、「親」です。 夫婦仲良く、話や関わりの時間を意図的に取ることで、見本(手本)となる「よい男像・女像」を見ていきます。
●女子は、母親に恋人や恋愛、結婚のことなどを話してくると思います。 そのときは、一人の大人として「自分の経験や体験、苦心談」などを話してあげてください。 
●男子は、思春期になると親に話をしなくなります。 第二次性徴があって、異性への興味が増大するなどしますが、心の面や精神的には未成熟です。 この時期、親に「うそ」をついたり「隠し事」もします。 分かっていても黙って見守ることも必要です。 同性である父親とよく相談して、お子さんの傾向と対策を練っていってほしいです。  
******参考文献「日本教育新聞」(H28,8,22)10面から引用