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6月24日(金)その2 子育て・親育ちの眼「母と娘の関係」

<子育て・親育ちの眼「母親と中学期の娘との関係」> 母と中学期の娘との関係の基本は、同じ同性として、同じ立場の人間として、あい対せば良いと言われます。 

〇母と娘の関係・・・・・・小学校期は、母と娘は「上下関係」の中で、言ったり聞かせたり、しつけていくことで問題ありません。
ただし、中学校期に入った娘は「第二次性徴」や「自我の芽生え」の時期を迎えます。この時期の母娘の関係は、今までの「上下関係」から修正をしていくことが必要になります。「上下」から「水平=同じ目線」の関係に、切り替えられると、うまい人間関係が出来上がっていきます。
時には、同じ趣味や特技に取り組んだり、映画に行ったり、好きな歌手やグループのコンサートに行くなども好ましい関係作りができていきます。

〇娘への母親の関係 特徴4タイプ・・・・・・最近、「毒母(どくはは)」、「毒親(どくおや)」と呼ばれる母親が出現しているそうです。 親の価値観を押しつけて娘を支配していくようなタイプです。
さて、あなたは次の母親の特徴4タイプのどれに当たりますか?
1タイプ「ジャイアン母」・・・毒舌、平気で娘をののしる、行動が攻撃的。このことで、娘はおびえが強くなり、自分で行動ができなくなります。

2タイプ「かわいそうな母」・・・娘の前で泣く、つらそうな表情で訴える。このことで、娘は罪悪感を抱かせるようになります。

3タイプ「至れり尽くせり母」・・・献身的だが、自分のレールに娘を乗せたがる。このことで、娘の主体性を奪ってしまいます。

4タイプ「自己愛母」・・・自分が大好き、非を認めない、良い妻や母親に見られたい。これにより、娘は強く反抗するか、逆に母と娘が強く結びついてしまいます。

5タイプ「その他」・・・上の4つのタイプに入らない特徴の方も多くいると思います。

*****娘の子育ては、同性でもあり基本は、あまり無理をせず「自然体」が良さそうです。  参考文献「読売新聞」(平成28年6月19日から引用)