日誌

6月9日(木)その3 子育て・親育ちの眼「子育ては親育ち」

<子育て・親育ちの眼「子育ては親育ち」> 「どうして北中ホームページにこんなコーナーがあるのだろう?」と思われているかと思います。 

〇私の別の顔(?)を紹介(再度)・・・・・・ 今から30年前ぐらいから、全国的に怠惰や非行でもなく原因不明で学校を休む子供たちが増えてきました。これを機に、当時の文部省では「不登校」という用語や定義を定めることになりました。 
そして26年前、栃木県内でも病気以外で学校を休む子供が「1000人」を超えたことで、その対応策として、県内3カ所に「適応指導教室」ができました。私が、その教室の担当となったのをきっかけに、「カウンセリング」の勉強をはじめました。 
現在、日本教育相談学会認定学校カウンセラーとスクールカウンセリング推進協議会認定ガイダンスカウンセラー(栃木県ガイダンスカウンセラー協会理事)になっています。
このようなことから、北中ホームページを利用し、お家の方に「子育て」や「育児」等について、私が25年間学んできたものや経験を紹介していこうと考えました。

〇「子育て」は「親育ち」・・・・・・私論ですが、実は「子育て」の専門家はいません・・・。あえて、誰かを専門家にあげるとすれば、子供を8人、9人、10人など多くの子を産み育てたおばあちゃんが専門家かもしれません。 
「子育て」をとおして、一人の女性が母親になり、一人の男性が父親となっていきます。特に、男は「子育て」の経験を積むことで「父親」になっていく動物です。このようなことから、「子育て」で親も育って」いくのです。 このようなことで、「親育ち」という言葉は私が作った造語です。