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11月23日(水)その2 子育て・親育ちの眼「秋田県の」

<子育て・親育ちの眼「全国学力・学習状況調査で秋田県が1位の秘密」> 毎年、新聞を賑わせている「全国学力・学習状況調査」の結果で、秋田県がどうして1位になるのか? 面白い仮説がありましたので紹介します。

〇「なまはげ」が学力1位につながる・・・・・・1位になる原因や理由については、色々な学者や先生方が話しています。
●3世代家族が多く残っているという考え方があります。秋田県は家族全員が夜、鍋を囲み今日あったことを話し合うそうです。日々の家族の会話の積み重ねが、子どものコミュニケーション能力を高める。 相手の話を理解する能力が高まることで、学力テストの設問(問題)を理解し正しい答えを書くことができるようになります。 しゃべることは、話の要点をまとめ、相手にわかりやすく伝える構成力と表現力も培われるようになります。

●他の理由としては、秋田は「家庭学習をする習慣」ができていることや、秋田の先生方全員が「同じようなレベルの授業ができる」などという考えもあります。

●立川志の輔さんは、学力1位は「なまはげ」が影響している、という話をしていました。
「泣く子はいねがー」と怖いお面をかぶって各家を回る「なまはげ」。 「親の言うことをきかない子はいねーかー」 「ピーマン食べない子はいねーかー」など、子どもたちは小さい頃から「なまはげ」に怒られないように規則正しく真面目な生活習慣が身についてきます。
●秋田の友人に聞くと、テストで悪い点をとると、答案用紙に「なまはげハンコ」がドカンと押されるのだそうです。 先月は、「5なまはげ」だったけど、今月は「3なまはげ」に減ってよかったなどと、友達と話し合うそうです。
親の言うことをきかないと、「なまはげがくるよ」と言われながら育った秋田の子どもたちがいます。 
 ******自然と小さい頃から勉強する秋田の子どもたちの姿が浮かんできませんか?!根拠は何もありませんが、志の輔さんの「なまはげ論」。面白く興味深く感じませんか・・・。  参考文献 立川志の輔著「志の輔の背丈」 毎日新聞社 2016年 P64~p66から