日誌

9月3日(土)その3 団長の目かr海外派遣を9

<団長の目から町中学生海外派遣事業を振り返る9「FIJIの学校制度」> 9回目の今日は、FIJI(フィジー)共和国の学校制度についてお話します。

〇FIJIの学校制度・・・・・・日本は6(小学校)・3(中学校)・3(高校)・4(大学)制です。義務教育は小・中学校まで。 さて、FIJIの学校制度は日本とは、大きく違います。

●Primary(プライマリー)・School(スクール)・・・8年制(Class1~8)です。日本では、小学校1年から中学2年までです。 入学金、授業料は無料です。制服代や教材費は保護者負担です。 
●Secondary(セコンダリー)・School・・・5年制(Form3~7)です。日本での中学3年から大学1年までです。 Form4終了で「認定試験」。試験に合格するとForm5へ進学し、文系と理系を選択します。 Form6~7の進級の時、「修了認定試験」。「修了認定試験」合格者は大学1年次が免除の扱いになります。 中等教育Form7を学ばなかった者は大学1年からはじめます。 これらの2回の「試験」に合格しないと大学に進学できません。進学できない生徒は専門学校へ進学します。 
●厳しい「試験」に合格した者のみが、大学に進学します。もちろん、大学の入学金や授業料もFIJI政府の方針で、無料だそうです。ただし、大学への進学率は低いようです。  
                                        

●今回、交流訪問した、サンベト・ディスクトリクト・スクールは、サンベト町立のPrimaryスクールでした。各学年1クラスの小規模校ですが、幼稚園が敷地内に併設。遠方の生徒には、「寄宿舎」も完備してありました。
広い敷地に、平屋建ての古い校舎が点在し、校庭は2つあり、1つはラグビー場でした。
NADI市の教育長の指示で、親和的・融和的に高根沢町の生徒たちに交流してくれていました。