「まとめ」と「振り返り」
生徒主体の授業の質を向上させるためには、「めあて」から「まとめ」「振り返り」までのつながりをもたせ、より生徒の思考に沿った授業を行うことが大切です。
よく、「まとめ」と「振り返り」の違いを聞かれますが、「まとめ」は、本時のめあてに対する答えや結論を整理したり確認したりすることで、「振り返り」は、本時の学習の取組全体を見返して、学習内容との関連を図ったり、自己の学びの変容を自覚したりすることだと言えると思います。特に、「主体的・対話的で深い学び」を実現させるためには、この「振り返り」が重要視されています。本校でも、「振り返り」の質の向上を図り、生徒にとって学びの実感がもてる授業づくりに取り組んでいます。
【振り返りの一例です】3年生保健体育の授業から
単元名【体づくり】
授業のめあて【心と体の関係が分かる】
授業の振り返り【心で楽しいと思うと体を軽く動かせた。やっぱり、心と体はよく関係しているんだと思った。】 先生からのコメント【楽しく体力づくりですね。楽しみながら体力をつけていこう】
※振り返りをすることで、学習内容との関連や、自己の学びの変容を自覚しています。このようことを通じて、保健体育科の目標である豊かなスポーツライフにつながっていくのだと思います。
【今日の授業】4校時の授業の様子です。
【1年生】
1組は社会、2組は理科の授業の様子です。社会では、乾燥帯の暮らしの特色をまとめようようというめあてで授業を進めていました。動画を視聴し、暮らしの特色を表にしてまとめていました。理科では、動物の分類をまとめよういうめあてで授業を進めていました。動物を分類するには何に着目すればよいのかを考えながら分類作業を進めていました。
(1組)
(2組)
【2年生】
1組は英語、2組は音楽の授業です。英語では、メールの書き方が分かるというめあてで授業を進めていました。音楽の好きなジャンルを答えたり、好きなミュージシャンを答えるなどしながら楽しく学習を行っていました。音楽では、クラスの良さを生かした合唱曲を選ぼうという課題で、合唱曲を鑑賞しながら、クラスに合った曲を考えていました。
(1組)
(2組)
【3年生】
男子は水泳。女子は走り幅跳びの授業を行っていました。水泳の授業は、男女別で実施しています。今日は、男子が水泳でしたが、次回は女子が水泳の授業になります。