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2月1日(水)晴れ 子育て・親育ちの眼「子どもを守る」

<子育て・親育ちの眼「子どもを守る性」> 望まない妊娠相談で特別養子縁組につなげる事業を運営しているNPO法人「フローレンス」代表理事 駒崎弘樹さんの記事を紹介します。
〇性に関する基本的な知識が乏しい・・・・・・10代の子どもたちで、性に関する基本的な知識が乏しいことから、避妊もできず妊娠から中絶につながるケースが出ています。
●もし、望まない妊娠となると、多くの場合高校では「自主退学」という処分になります。 高校をやめ、産んで育てていこうとすると、非正職(アルバイト)にしかつけず、貧困化の問題が起きます。

●昨年10月には、矢板駅前の公衆トイレ付近に産まれたばかりの赤ちゃんを置き去りにして殺害した容疑で県北の女子高校生が逮捕されています。

●全国の小中学校では、保健や学級活動の中で「性」や「性教育」に係る指導を学年段階に応じて行っています。 それにも関わらず、年間約100万人の出生数の日本で、中絶数が約20万件あるという調査結果があるのはどうしてなのか・・・。

●代表理事の駒崎さんは、性や性教育について学んで考えて、周囲に話していこう。 照れてしまうし、性的なことを考えていると他人から思われるのは嫌なことだが、それが自分と子どもを守ることにつながるとしたら、戸惑っている場合ではない、と警告しています。
******参考文献 「毎日新聞」(H29,1,25) 11面から引用