日誌

1月19日(木)曇り 子育て・親育ちの眼「ひきこもり」

<子育て・親育ちの眼「大人のひきこもり 長期化」> 外は厚い上着がないと、いられないような寒さでしたが、室内では暖房がついて暖かなでした。 明日の午後から夜にかけて天候が気になるところです。
〇ディズニー入園料据え置き・・・・・・東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドは、2017年4月以降の入園料を据え置く方向で調整しているという報道がありました。
●私事ですが、ここ20年ぐらいディズニーの「ファンダフル会員」になっている私には朗報です。 現在大人入園料は7400円です。 ちなみに、国内の他のテーマパークでは、入場者好調により続々と値上げになっています。  *******参考文献 「読売新聞」(H28,12,31)6面から

〇大人のひきこもり・・・・・・最近注目されている現象が「大人のひきこもり」です。 今や30代から40代のひきこもりも少なくありません。 親も高齢化し、将来の生活の不安も生じる。本人はどう感じて、親はどのように接していけばよいのでしょうか?
●ひきこもりの長期化、年長化の問題は、KHJ全国ひきこもり家族会連合会の2015年から2016年の調査結果があります。 ひきこもり本人の平均年齢は「32,7歳」。 調査対象者の中で最も多い年齢層は「42歳」だそうです。 

●また内閣府(2016年)の調査では、ひきこもり期間が「7年以上」が「34,7%」と最も多く、前回調査の「16,9%」から倍増しています。 国も「ひきこもり支援」に力を入れ始めています。 各都道府県に「ひきこもり地域支援センター」の整備をしたり、「ひきこもり支援コーディネーター」が本人や親からの電話、来所による相談を受けています。 この支援コーディネーターは医療機関やNPO法人などにつなぐ役割もしています。 

●厚生労働省は働くことに悩みを抱えている若者を支援する「地域若者サポートステーション」(サポステ)を全国160カ所に展開しています。 県内では宇都宮駅西口にサポステがおかれています。 

●兵庫県立大学看護学部准教授の船越明子の話を紹介します。
親の理解が子どもを勇気づけます。子どもが親を信頼していれば、一緒に支援期間に相談に行くこともできるようになります。学校に行かなくても、働かなくても社会の中で役割を担い、その人なりの意味のある人生を送ることが何よりも大切。そう考えることが、親にとってのゴールになることもあります、と話しています。 大人のひきこもりの対応、支援の難しさがよく感じられるようなコメントに聞こえました。 
******参考文献「読売新聞」(H29,1,6)15面から