校長の独り言

校長の独り言

国際宇宙ステーション(ISS)

 国際宇宙ステーション(ISS)は、世界15の国々が、地上から約400km上空に共同で建設した実験施設です。「きぼう」はその中の日本実験棟の名前で、今日のような天候ですと、地上から肉眼で見ることができます。日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが長期滞在しています。

 20日(水)は、午後5時22分から26分頃にかけて、南から東の方向で見られるチャンスがあります。明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。

 

 

令和3年丑年

 丑年の動物「牛」は、農耕作業や物資運搬の労働力として、古くから人間の生活に欠かせない身近な動物でした。丑年は、先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年といわれています。

 また、子年にまいた種が芽を出して成長する年とされ、結果を求めるのではなく、結果につながる道をコツコツと作っていくための基礎を積み上げていく年ともいわれます。「学問の神様」の菅原道真をまつる大宰府天満宮や北野天満宮にも天満宮には丑(牛)の像が置かれているのも納得できます。

 どうか、皆が心穏やかに過ごせる年となりますように。

木星と土星が397年ぶりの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 12月21日(月)日没後の西の空です。木星と土星が397年ぶりに「超大接近」のニュースを耳にしました。木星と土星は20年周期で接近するらしいのですが、これほどの大接近となるのは、1623年7月17日(江戸時代です)以来のことだそうです。あくまで地球から見ての話ですが。太古の昔から同じ星を見ていたということ、ロマンを感じます。

 

皆が幸せにくらせますように

 本日の下野新聞に、上高根沢小学校の5・6年生が、シトラスリボンの制作に取り組んでいる様子が掲載されました。人権週間にちなんでの活動の一環です。

 その「シトラスリボン」を飾り付けた木が、宝積寺駅構内のちょっ蔵情報発信館に展示してあります。シトラスリボン制作でお世話になった片岡千晴さん、町商工会議所の方の御理解・御協力を得て展示したものです。

 

 

 「人権週間」にちなんで作成した、各学年の標語を紹介します。

1年 みんな大好き、ふわふわにこにこ毎日元気
2年 ありがとう、だいじょうぶ?、優しい心でみんなにこにこ
3年 誰にでも優しくしよう
4年 自分の権利。みんなの権利、平等に大切にしよう
5年 小さなことにも感動し、相手の気持ちを大切に居心地のいいクラス
6年 一人一人のことを尊重し支え合い笑顔で過ごせるクラスにします


 お昼の放送では、こんなお話もさせていただきました。

 「人権」とは、一人一人が幸せに生きる権利のことです。他の人の幸せに生きる権利をこわしてはいけないということ、幸せに生きるためには、自分勝手に何でもしていいということではないんですね。
 私たちの言葉や行動は、誰かを不安にしたり、傷つけたり、悲しい気持ちにしたりすることがあります。友達の嫌がることを言ったりやったりすることは、自分は満足かもしれませんが、友達はどうでしょうか。いじめ・仲間はずれ・差別・言葉の暴力、していませんか。その反対に、私達の言葉や行動は、誰かを元気づけたり、笑顔にしたり、温かい気持ちにします。何気なく皆さんが使っている言葉は,だれかを元気づけたり,笑顔にしたりします。その反対に,だれかを不安にしたり,深く傷つけたりすることもあります。うざい,きもい,消えろ,死ねなどのことばは,人を傷つけ哀しい気持ちにします。頑張ったね,すごいね,ありがとうのことばは人を笑顔にし、あたたかい気持ちにします。

 温かい言葉いっぱいの上高根沢小学校にしていきたいですね。