校長室から

「まずい棒」

本日、千葉市で開催されている、校長研修会に参加してきました。関東甲信越地区の中学校長およそ1000人が参加する、大きな研修会です(明日も続きます)。その中で、銚子電気鉄道株式会社竹本勝紀社長の講演がありました。経営難から、廃線となってしまいそうな危機を、様々なアイディアを駆使して乗り切っていること、地域とともに鉄道の存続を目指し、「絶対にあきらめない!」という姿勢を持ち続けていることなど、学ぶことがたくさんありました。鉄道会社なのに、「ぬれ煎餅」を販売していることで話題となったり、「(会社の)経営がまずい」ということを自虐的発想から「うまい棒」ではなく「まずい棒」と称してお菓子の販売をしたり、とても面白いお話でした。ある社員が「ぬれ煎餅を買ってください。車両の修理費を稼がなくちゃいけないんです。」と、インターネットで投稿したことがきっかけだったそうです。

研修会場入口に特設販売所があり、「まずい棒」など銚子電気鉄道のユニークな商品がたくさん陳列されていました。あとで買おうと思っていたのですが、帰りに寄ってみたら売り切れていました⋯。