木間ケ瀬中「歳時記」
12月18日(金)
以前ご紹介したように,校内の花壇の整備を暇を見つけ行っています。私もそんな歳になったのか,土をいじっていると心が安らぐ感覚を覚えます。
上の画像は校舎の非常階段(螺旋階段)下のちょっとしたスペースにある花壇ですが,正門を入り体育館脇を通り,昇降口や来客用玄関へ向かう際には意外と目立ちます。しばらく手がつけられていなかったようなので耕し,スイセンを植え,冬の寒さに強い「ビオラ」という花を植えました。螺旋階段の下ということもあり,雨に当たらないため頻繁に水やりをしています。するとどうでしょう。
花壇に足跡があるではありっませんか・・・
おそらく悪気もなくボールを取りに来た勢いでつい・・・だと信じていますが,子供たちには「花」はあまり関係ないのかもしれません。確かに私自身も子供の頃はそうだったかもしれません。しかし,寒い中自分で花壇を掘り起こし整備し花を一つ一つ植えてみると、「お!つぼみができた」など毎日少しずつ成長している花・植物の「いのち」を身近に感じます。
今,世の中では「いのち」を粗末にしている事件や事故の報道が毎日のように報じられています。学校も道徳の授業を中心に「命の大切さ」について指導はしていますが,自分の手で植物を育てる(技術科の授業でやっていますが)というのも,子供たちの情操教育には大切なことかもしれませんね。