木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

3月8日(火)

 昨日「三年生を送る会」が行われました。1,2年生からは3年生に対し「今までありがとう」のメッセージを込めた発表が,そして3年生からは「お世話になった皆さんにありがとう」そして3月いっぱいで定年退職される「校長先生長い間お疲れ様でした」の心のこもったメッセージが発表されました。こうして全校3学年での行事はあと一つ「卒業式」だけとなりっました。今日からその卒業式練習が始まります。
 さて,皆さんは「魔法の言葉」の存在を知っていますか?「魔法」といえば我々の年代では「テクマクマヤコン・・・」とか「ラミパスラミパス・・・」でしょうかね(かなり古いですが)。これらはもちろんアニメの世界の話ですが,あるんですよ!現実の「魔法の言葉」が。その魔法の言葉は「ありがとう」です。皆さん,思い出してください。昨日何回「ありがとう」を言いましたか?毎日忙しく過ごしているとなかなか言えないのが「ありがとう」です。まして教師という職業柄他の人たちよりも「ありがとう」の回数が少ないかもしれません。そんなこともあり,私は日頃から目下の人,生徒たちに対してできるかぎり「ありがとう」を言おうと考えているつもりです。どうしても日頃は「何やってんだ~」「気をつけろ!」などが多くなりがちですからね。
 明日3月9日は「サンキュー」で「ありがとうの日」です。それにちなんで今日一日は意識的に「ありがとう」を使ってみませんか?何でも,どんな時でも良いのです。例えばいつも起こしてくれる家族がいます。いつもなら「うるせ~!わかってんだよ」で一日が始まります。でも「起こしてくれてありがとう」だったらどうでしょう。何かお互いに特別な一日になりそうな予感がしますよね。学校でもそうです。プリントが前から回ってきたら「ありがとう」。給食の配膳をしてくれたら「ありがとう」。何でも良いのです。今日先生に怒られてしまった人,試しに「すみませんでした」のかわりに「ありがとうございました」と答えてみましょう。そこには「お前も大人になったな~気をつけろよ!」なんて笑顔が生まれるはずですから・・・
 「ありがとう」と言われて「うるせ~」と怒る人はいませんよね?
 「ありがとう」は人間関係を円滑にします。
 「ありがとう」は人を笑顔にします。
 「ありがとう」は次のやる気につながります。
 「ありがとう」は互いの心を温めてくれます。
 「ありがとう」は魔法の言葉です。でも「ありがとう」は特別な言葉ではありません。

PS : いつもホームページを閲覧していただき「ありがとう」ございます。