木間ケ瀬中「歳時記」
4月22日(金)
時には先日のような,吹き荒れる突風の日があれば,突然の豪雨とともに落雷が轟く日もあります。そして今朝のように朝から気持ちよく青空がのぞく日もあります。そして時には,地面が大きく揺れて甚大な被害を出してしまう地震も起こってしまいます。これが我らが生活する星「地球」です。今日はそんな地球の日「世界アースデー」です。始まりは1970年にさかのぼります。米国ウィスコンシン州で当時上院議員をしていたネルソン氏が4月22日に環境問題についての討論会を開催しようと提言し,これに呼応した人々の数,なんと2000万人だったといわれています。1970年当時から人々の地球環境への関心の高さ,裏返せば地球の環境汚染が深刻な状態だったと言えるでしょう。これをきっかけに全世界,つまりは地球上でこの「アースデー」の動きが広まり今日に至っています。
我らが「地球」と「人類」とは切っても切れない関係ですが,もう少し身近に考えてみれば,私(自分)と地球とも切っても切れない間柄だという認識を持つこと,そして「地球で暮らしている」ではなく「地球に住まわせてもらっている」という認識で自分にできることはないだろうか?そんな小さなことが何千・何万・何億もの人々に根付くことが,このアースデーの意味なのかもしれませんね。この「アースデー」には代表も規則もなく,自然と地球上に広がったもので,民族、人種、国籍、信条、政党、宗派を越えて「今自分に何ができるのか」という気持ちが46億年たった青く輝く星「地球」を支えてきました。そしてその継承者として一人でも多くの地球人にこの考えが広がること,それが何よりも大切なことではないでしょうか・・・(世界アースデーでした。)
PS:明日は今年度第1回目の土曜授業です!