木間ケ瀬中「歳時記」
9月2日(金)
「災害は学校にいるときにおきるとは限らない。それぞれの家庭で備えはできていますか?東日本大震災で宮城・岩手は地震による津波により多くの命が失われてしまいましたが,釜石市は児童生徒を含む多くの方が生き延びることができたそうです。なんと生存率99.8%。その後『釜石の奇跡』として様々な教訓を我々に残してくれました。釜石市では学校で日頃から「てんでんこ(各自で)」という合い言葉で防災意識を高めていたそうです。また自分は助かる『自助』共に助かる『共助』,みんな助ける『公助』という言葉と精神を学んでいたそうです。そして,あの津波の日,みんながバラバラに高台に避難を始めたそうです。ある中学生は共に逃げる小さな子を負ぶって高台を目指しました。またある中学生は,体の不自由な近所の一人暮らしのお年寄りの家により,リアカーにお年寄りを乗せ高台へと避難したそうです。これ以外にもたくさん中学生や高校生のおかげでという話が残っています。日頃からの備えや心構えが成し得た「釜石の奇跡」でした。今日防災の日をきっかけに,各自の家での防災に目を向けてほしいものです・・・」
というような内容です。近いうちに首都直下型の大地震が確実に起こるといわれて言われています。いつかはわかりません。今日なのか10年後なのか・・・ 各家庭でも「自助」「共助」「公助」を念頭に置き備えておきましょう。