木間ケ瀬中「歳時記」
11月2日(水)
「走力を鍛えることも目的の一つですが,高めてほしいのは心肺機能です。人間の活動には酸素が必要です。その酸素を効率よくたくさん体内に取り組むための機能が心肺機能と呼ばれる肺や心臓の働きです。身体はそれぞれ発育発達の時期に特徴があります。たとえば脳や神経です。これらはお母さんの体内にいるときにおおかたの成長を遂げます。ですから全身で頭部(脳神経)のしめる割合が極端に高いわけです。一方心肺機能です。これは中学生の今の時期から成長が始まり,高校生には最大を迎えます。大人になってからでは鍛えられません。運動だけではなく,脳を使う学習にも酸素をたくさん使います。想像してみてください。サッカー部なら灼熱の葛北大会,残り時間わずか,この攻撃を押さえれば・・・こんな時に粘れる力は心肺機能からくるものであり,そのときの苦しいトレーニングによる精神力に他なりません。皆さん,部活動の時間がないピンチである今を,ぜひチャンスに変えてください。自分のために,チームのために精一杯走りましょう」って。
皆さんのご理解ご協力をお願いします。 (by教頭でした)