木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

11月14日(土)

 皆さんは「あおいそら運動」をご存じですか?
 野田市では昭和56年に野田警察署館内少年補導連絡会など13の団体が「こどもを非行から守る明るい町づくり運動」を立ち上げました。その後昭和58年には自治会を中心に「地域とともに育つ子どもたち」をスローガンに「あおいそら運動」が始まり今日に至っています。この「あおいそら運動」の基本理念は、未来を託す子どもたちのために,大人は何をすべきかを考え,ともに手を携えながら,子どもたちのために活動し,郷土愛に満ちた暖かい地域を築こうとする大人の運動であり「大人が変われば子どもも変わる」とした市民運動です。またよく知られていることに「あおいそら五つの約束」があります。
  あ:あいさつをしよう
  お:思いやりの心を育てよう
  い:いけないことをしない勇気を持とう
  そ:そうだんと話し合いの輪を広げよう
  ら:らくなことだけを考えず元気にがんばろう

 その「あおいそら運動」の年に一度の推進大会が,明日「興風会館」にて行われます。その中で,各種表彰がありますが本校からの受賞者を紹介します。

 実践作文(生徒)の部 : 林 知花さん(3年1組)   梶原 康寛くん(1年1組)
 実践作文(PTA)の部 : 金久保 昭男さま(PTA会長)
 善 行 賞   : 丹治 海都くん(1年1組)   江利山 涼翔くん(1年2組) 

 この木間ケ瀬地区で,いや世の中から非行がなくなり郷土愛に満ちた子どもたちが育つように願っています。

11月13日(金)

今日は13日の金曜日。何か不吉な予感がしますね。
冗談はさておき、今日は今話題になっている世界遺産にも登録されている京都の「宇治上神社」について書いてみます。この宇治上神社がなぜ話題なのかと言えば、神社が参拝者向けに作ったA4版の一枚の印刷物が話題になっているのです。そこにはこう書かれています。
「ここは神社です。皆様が心を静めてお参りをするところです。テーマパークでもファミリーレストランでもありません。サービス業ではないのです。『お客様は神様』の自論は適用しません。本当の神さみは目の前においでです。当然不敬な行動は叱ります。親御さんがお子様をしっかり御監督なさってください。お子様を叱るのは親の責任ですし、親が不行き届きで、周りの人に叱っていただいたなら、逆ギレではなく『ありがとうございます』です。自分本位な考えの大人になられないように、正しい教育で共にお子様の健やかな成長を見守りましょう。」
という内容です。
神社には、「当たり前のことまで書かなくてはならないのか…」という反響の言葉が寄せられているそうです。

11月12日(木)

おはようございます。
さて、今日は山梨県に出張です。今日、明日と甲府市内で関東甲信越公立学校教頭会の研修大会です。しっかり研修して、日々の学校運営に生かしたいと思います。
時間があれば、本日記事を更新したいと思います。

11月11日(水)

 
 毎日の業務にプラスして,このHPを更新するというのは慣れない私にとっては意外に大変なものですが,そんなときに助けてくれるのが「記念日」です。世の中には様々な記念日が存在し,調べてみると実に興味深いものです。どうしても話題に困ったときには,この「記念日」を活用させていただいていますが,今日は待ちに待った記念日です。11月11日には実に多くの記念日が存在し,その数は1年365日中NO1でしょう。例えば「世界平和記念日」「土の日」「靴下の日」「鮭の日」「電池の日」「麺の日」「ポッキー・プリッツの日」など紹介しきれません。「1」がきれいに並んでいるということで,学校内を見渡してみましょう。


 これは2年生の自転車置き場です。もともと引いてあった,消えかかった白線をきれいに引き直しました(写真)。するとどうでしょう。改めて指導などしなくても,翌朝からきれいに整然と自転車が整列しているではありませんか(写真右)。自転車のスタンドが白線の上に,そしてハンドルは左向きに・・・ どうでしょう。これって凄くないですか?これを写しながら「この2年生なら大丈夫!」と確信したものです。
11月11日,本校にとっては「自転車置き場の日」とでも言いましょうか。

11月10日(火)

 
 ちょうど「莨葉祭(文化祭)」で盛り上がっていた頃,世間では「ハロウィン」一色といったところでした。ところでハロウィンが日本で広まりはじめたのはいつ頃からでしょうか?そんなに日本では歴史のないハロウィンですが,ここ数年急速に広まった感がしますね。もともとこのハロウィン,キリスト教の収穫を祝い,また収穫をご先祖様に感謝するという「収穫祭」と「日本のお盆」のような催しです。有名なのはカボチャを切り取って作ったあのお面(?)と「トリック オア トリート」と言いながら近所をまわりお菓子をねだる変装した子供たちの姿です。
 このようなハロウィンの断片的な部分だけ日本では盛り上がりを見せているように感じてなりません。そして偏った捉え方が広まりを見せる今年のハロウィンでは,随分と課題も残ってしまったようです。皆さんもニュース等の映像でご覧になったと思いますが,渋谷の交差点に繰り出す変装した人たちの群れ。思い思いの仮装に焦点があたっていましたが,実は人混みに紛れて「ちかん」や「スリ」といった犯罪も起きていたそうです。仮装しての犯罪だけにみんなが疑わしいという計算もされていたのでしょうか。また,家から仮装したままハロウィンパーティーに向かうため,一般の人も随分と迷惑したようです。一例ですが,怪しい服装と怪しいメイクで仮装し手にはおもちゃのチェーンソー。不審者の通報が相次ぎ緊迫して警察が捕らえてみればハロウィンパーティー帰りの若者だったということです。他にも電車の中での異臭騒ぎなども・・・ 子供たちが仮装して「トリック オア トリート」。親しいご近所ならまだしも,マンション内でやたらと「ピンポ~ン」。仕事を終え帰宅した方々が出るまで繰り返し,急用かと思えば見たこともない子供たちが子供たちだけで「トリック オア トリート!」・・・
 まだまだ日本に根付いたとはいえないハロウィンですが,最低限のマナーや常識を守った中で楽しみたいものですね。

11月9日(月)

 気づけば立冬を迎え、本格的な寒さがやってくる季節になりました。この時期朝と昼の気温の差も大きく,体調を崩しがちです。皆さんは大丈夫でしょうか。
 さてそんなこの時期,空気が乾燥しています。寒くなり暖房器具を使い始めるご家庭もあるかもしれませんが,火の元には十分に気をつけましょう。
 今日から秋の火災予防週間が始まりました。「無防備な 心に火災が かくれんぼ」というスローガンのもと火災予防意識を高めてゆきましょう。
 
今日から「三者面談」が始まります。3年生は進路開拓に向けての大切な三者面談ですが,1.2年生もこの時期に三者面談を行います。学校での様子、ご家庭での様子などご家庭と学校で情報を共有することで今後の学校生活の改善を図る「教育相談」的な内容がが主な話題です。思春期の子供たちのために時間の許す範囲で担任の先生と話し合ってください。

*面談は各教室で行いますので,生徒昇降口よりお入りください。(上履きをご持参ください)

11月6日(金)

 千葉県では「遊友スポーツランキングちば」という教育施策の一つがあります。これは誰でもできる長縄や馬跳びなどの軽スポーツを通して,友達と協力しながら一致団結し,尚且つ体力の向上を目指しているものです。千葉県内の各小中学校が体育の授業や休み時間に実施し,自己申告制で千葉県のホームページに登録するというものです。本校では「長縄8の字連続跳び」を体育の授業で行い登録しています。そしてなんとやってくれました!今回アップされた県のホームページのランキングに3つの学級が入ることができました。
 第1位 木間ヶ瀬中学校  2-3男子  316回
 第2位 船橋葛飾中学校  3C女子   305回
 第3位 船橋葛飾中学校  3J男子   302回
 第4位 市川妙典中学校  2-4女子  297回
 第5位 木間ヶ瀬中学校  3-2女子  291回
      木間ヶ瀬中学校  2-1女子  291回
 第7位 柏松葉中学校   2-2女子  286回
 第8位 市川妙典中学校  3-2女子  281回
 第9位 市川妙典中学校  3-5男子  280回
      市川妙典中学校  3-5女子  280回
      市川妙典中学校  2-8女子  280回   

 という結果です。この「長縄8の字連続跳び」とは3分間で長縄を一人ずつ跳び,合計回数で争われます。 今後,3年生の男子でも授業で取り組んでゆくそうなので大いに期待したいところです。

*詳しくは千葉県のHPをご確認ください。 
http://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/taiiku/ranking/ranking.html

11月5日(木)

 昨日は,校長先生が進路保護者会のため,代理としてしない中学校弁論大会に行ってきました。会場校である福田中学校の皆さんの聞く態度もすばらしく,各校代表の弁士の皆さんの弁論ももちろん素晴らしく,良い経験をさせていただきました。今日は弁論について考えてみます。弁論というと国語の学習の一部というイメージが強いのですが,実はそんなことありません。この変化の激しい日本の未来を背負う中学生に求められているものは何でしょう?例えばコミュニケーション能力であったり,IT機器を使いこなすであったり様々な能力が求められてきます。今学校ではしきりに「学力向上」という言葉を使っていますが,そもそも「学力」とはいったい何でしょうか。すぐに思い浮かぶのは「テストの点数」ですが,学力とはそんなに単純ではありません。学力とは「基礎的・基本的な知識や技能」「それらを活用する能力」「思考力・判断力・表現力」と言われています。このようなことから考えると,「知っている知識などを生かし,自分の考えることや人に伝えたいことを分かりやすく,また的確に周囲に伝えられること。」が求められていると言えます。そういう意味で弁論は,全てに当てはまっているとは思いませんか? 今回の弁士の皆さんは,自分の経験から,考えること,思うことを聞き手に身振り手振りで,また声色を変えたり抑揚をつけたりと,とても上手に伝えていました。これらを踏まえ振り返れば本校の代表として弁論した,林 知花さんの弁論はとても堂々と素晴らしかったことを付け加えます。また会に先立ち各校の生徒会長から各校の生徒会の取り組みについて発表する時間がありましたが,本校新生徒会長の田中靖之くんの発表もまた,とても素晴らしいものでした。」
どうですか皆さん,自分の考えていることを,言葉として,または文章として上手に伝えられていますか。

11月4日(水)

 振り替え休業を含む3連休も終え,実質今日から11月がスタートします。
 今日は「野田市中学校弁論大会」が行われます。これは毎年市内の各中学校を会場として,
各中学校の代表生徒が集まり弁論を発表する場です。今年度は福田中学校を会場として,福田中学校の全校生徒の前での弁論大会となります。本校の代表は先日の「莨葉祭」でも弁論を発表した「林 知花(3-1)」です。またこの弁論大会には市内各中学校の「生徒会役員」の皆さんも参観しています。 私も会場に足を運んで林さんをはじめ,各校代表の弁論を聞いて参ります。

*本日「第2回進路保護者会」が行われます。幸い天候に心配ありませんので,グランドを駐車場としてご利用ください。

11月2日(月)

おはようございます。
土曜日は莨葉祭に多くの方々にお越しいただきました。またPTAバザーにもご協力いただき、ありがとうございました。

今日11月2日は振替休業です、明日は文化の日、また4日に会いましょう。

10月31日(土)

 いよいよ莨葉祭(文化祭)当日です。生徒たちはこの日のためにクラスの合唱に取り組んできました。「男子がしっかり歌ってくれない!」「女子の声が小さい!」などなど様々なドラマを繰り広げながら迎えた本番です。どのクラスも今までの練習の成果をしっかりと発揮し,最優秀賞を目指し頑張ってほしいものです。(合唱コンクールは9:30~)
 また今まで学校行事などをはじめ様々な場面ですばらしい演奏を披露してきた音楽部の演奏も(1:00~)あります。既に夏の大会で一線から退いた運動部の3年生に続き,今日の演奏で音楽部3年生にとっては最後の演奏になります。3年間の思いを「音」に込め,すばらしい演奏を披露してくれるでしょう。
 さて,そんな生徒たちには負けないとばかりに,PTAバザー(9:30~)が同時進行で行われます。多くのPTAの皆さんが昨日準備をしていただきました。本当にありがたいばかりです。また恒例となっています「喫茶室(新館1F)」でもケーキ等を準備していますので,多くの皆さんのお越しをお待ちしております。

*今日も様々な場面でお手伝いいただくPTAの皆さん,本当にありがとうございます。そして今日一日よろしくお願いいたします。

10月30日(金)

 世間は明日のハロウィン前日ということでお祭りムードが高まっているようですが、今日は皆さんに考えていただきたい画像を掲載します。


 これは給食の食器やおかずなどを入れるトレイです。
今週水曜日の夕方,関宿給食センターのセンター長さんよりお電話いただきました。「木間ヶ瀬中より返却されたトレイにガム(トレイの上部濃い緑色)が挟まっており,熱処理後に見つけましたが,二度とこういうことがないように・・・」という内容でした。これは憶測でしかありませんが,本校生徒の誰かが,ガムを噛んでおり給食の時間に。そして給食を食べるのに不要になったガムを口から出しトレーに。給食後そのトレイをそのまま返却,そしてその上に何も知らないほかの生徒がトレイを返却。いつものように関宿給食センターでは洗浄し熱処理等を加え翌日の給食備える。給食だけではありませんが,食品を扱うため異物混入には十分気を配るため最後は機械任せではなく職員の方々の目視で確認。すると本校から返却された1枚のトレイに熱処理でこびりついてしまったガムが見つけられました。
 「学校でガムを噛む」。もちろんいけないことです。本人もわかってはいるはずです。おそらく軽い気持ちでガムを噛みトレイに出したのでしょうが,結果として多くの人に迷惑をかけてしまいました。また今回は関宿給食センターのおかげで未然に食い止めることができましたが,もしそのまま翌日の給食にそのトレイを誰かに配られてしまったら・・・関宿給食センターの給食は本校だけではありません。何も知らない誰かがそのトレイを手にしたら「異物混入問題」に発展することは間違いないでしょう。
 この件を受けて昨日,全先生方に厳しく話をしました。また先生方から同様に全生徒にも厳しく話をしていただきました。
「ガムはダメ!」ではなく「本当にその行動は正しいのかしっかりと判断してから行動すること」「軽はずみな行動で多くの方々に多大な迷惑をかけてしまうこともあること」を中学生に学んでほしいと思っています。

10月29日(木)

 おはようございます。
皆さんにご協力いただいた学校評価アンケートの中に「学校HP」に関するご意見を多数頂戴いたしました。そこで慣れないながらも管理者である私が、止せば良いのにリニューアルを試みたのですが,結果は表紙の学校の画像もどこかへ消え去り皆さんにもご迷惑をおかけしている状態になってしまいました。特にPC画面でご覧の皆さんへは今しばらく我慢いただかなくてはなりません。申し訳ありません。
 さて,今朝(先ほど)イギリスよりうれしいニュースが飛び込んできました。体操競技の世界選手権で男子団体で見事日本チームが金メダルに輝きました。前回の世界選手権ではわずか0.1点の差で銀メダルに終わり悔しい思いをしましたが,今回は見事リベンジを果たした結果となりました。なんと世界選手権では37年ぶりの金メダルで「体操ニッポン」の復活となりました。この体操競技もそうですが,ワールドカップで連日話題になったラグビーなど中学生には余り馴染みのないスポーツでの活躍がこのところ目立っていますね。スポーツ選手の中には,幼い頃から一つの種目をコツコツと続けて花開いた選手もいますが,意外と中学や高校の部活では他の種目をやっていて・・・という選手も少なくありません。ただそんな選手たちの共通点として言えることは,何をやっていたにしてもみんなその時々で一生懸命取り組んでいたこと,またあるきっかけが転機となり人一倍頑張ってきたことがあげられるでしょう。
 中学生の部活動,勝ち負けだけではなく,時には人生を左右する大きな意味を持つ活動なんですね。

10月28日(水)

 いよいよ今週31日(土)は「莨葉祭(文化祭)」です。全生徒たちに関係するのが一大イベントの「合唱コンクール」です。今日はその各クラスの発表順と曲名等をお知らせしましょう。

 <1年生> 学年合唱「明日に渡れ」   (指揮)鳥居 三奈さん  (伴奏)飯島 涼葉さん
         1  組 「HEIWAの鐘」   (指揮)荒井 果李さん  (伴奏)飯島 涼葉さん
         3  組 「変わらないもの」 (指揮)山根 聖美さん  (伴奏)松原 帆南さん  
         2  組 「マイバラード」   (指揮)落合妃佳琉さん  (伴奏)梶原 碧華さん

 <2年生> 学年合唱「たしかな一歩」  (指揮)田中 靖之さん   (伴奏)松本 結衣さん
         3  組 「  絆  」     (指揮)永関 天斗さん   (伴奏)小沼 瑞穂さん
                                                倉持 結衣さん
         2  組 「茜色の約束」   (指揮)清水のぞみさん   (伴奏)針ヶ谷美和さん
         3  組 「輝くために」    (指揮)田中 靖之さん   (伴奏)松本 結衣さん

 <3年生> 3  組 「  鷗  」     (指揮)山本 瑠華さん   (伴奏) なし
         2  組 「 ヒカリ 」     (指揮)長谷川禎樹さん   (伴奏)小濱 綾介さん
         1  組 「In Terra Pax」 (指揮)櫻井 涼華さん   (伴奏)大谷 智優さん
         学年合唱「モルダウ」    (指揮)佐藤 愛理さん    (伴奏)小濱 綾介さん

*当日は同時にPTAバザーも開催されますが、お時間の許す限り生徒たちの姿を見ていただきたいと思っています。
尚,当日3年生の卒業記念DVDの撮影がございますので,会場の出入り・会場内での物音に気をつけましょう。

10月27日(火)

 突然ですが皆さん,24日(土)の晩ご飯は何を食べましたか?
どうでしょう,思い出せましたか?正確に覚えていた人はまずいないでしょう。
 先週の定期テストが,昨日あたりからずいぶん返却されたようです。生徒に「どうだった?できたかい?」と聞くと首を傾げ無言の返答だったり,「ダメでした」という答えが返ってくることが少なくありません。そんな生徒には「授業ではどうなの?」と決まって尋ねます。するとほとんどの生徒たちは「授業ではわかったてるんですけど・・・」と口をそろえて返答します。実際に先生方に話を聞いてみても同様です。中には「授業の終わりに小テストをやるとできるんだけど,同じ問題の定期テストだとできないね~」という答えが返ってきます。 本校生徒たちのほとんどが,この状態に当てはまります。
 中学生の一日を考えてみると実に中身の濃い生活を送っています。一日,6時間や7時間の勉強,それも一時間ごとに教科が替わるため6教科や7教科の授業を受けています。それも昨日も明日も毎日のことです。生徒たちの脳には雑多に勉強が詰め込まれており,いざテストの時には記憶のどこにあるかがわからなくなっているのです。その証拠に,先生方から解説してもらい再テストをすると,当たり前のようにできる問題だったりします。
このような生徒は,明らかに「復習」が不足しています。毎日の授業を振り返る時間をとることにより,雑多な記憶を整理整頓して脳にしまうことができるのです。
 授業での理解を定着した学力にするには「復習」しかありません。教科書を読み直す。授業のノートを見直す。別のノートに書き写す・・・教科や個人によって向き不向きがありますが,まずは授業の理解の上に,他の何かが覆ってしまう前に「復習」することが大切です。
 どうですか,三日前の晩ご飯思い出しましたか? 試しに今日の晩ご飯をどこかにメモし,三日後に思い出してみましょう。それだけできっと見事に思い出せるはずでしょう。

10月26日(月)

 今朝は一段と冷え込み,空気の冷たさを感じる季節になってきました。いよいよ今週は「莨葉祭(文化祭)」です。以前も話題にしましたが,生徒たちは合唱コンクールに向けて取り組んでおり,どの学級も最優秀賞を目指して,最後の仕上げといったところでしょうか。そんな文化祭ですが,本校(ほとんどの中学校)の場合この文化祭までは3年生が中心の「前期」の生徒会組織で活動し,文化祭の中で生徒会執行部,各委員会の全校の委員長の前期から後期への引き継ぎが行われます。これを受け各学級内の係活動なども,前期から後期へ移り変わってきています。どうでしょうか,各学級心機一転,変化は見られるでしょうか。
 学校生活などは良い例ですが,生活の基盤となる部分については,変化なく習慣化しなくてはなりません。しかしいつまでも何も変化がないとマンネリ化します。喚起をしない室内の空気のようなものです。適度に新鮮な空気を入れ換えてこそリフレッシュされ,新たな意欲が沸いてくるものです。後期の組織に移行する時期,各学級・または学年・全校のレベルでほどよく喚起し,モチベーションを保ちながら,本校の伝統・文化を継承しつつ,新たな木間ケ瀬中学校を築いていきましょう。

PS:明日27日(火)は集金日です。 おつりのないようにご協力を!

10月24日(土)

 なんだか久しぶりの土曜授業です。
 皆さん「トリコロールカラー」って知っていますか?そうです,言わずとしれたフランス国旗にも使われている「青・白・赤」のフランスを代表する色のことです。時代はフランス革命に遡ります。当時市民軍はパリ市の色「赤」「青」の帽章をつけていましたが,この市民軍が全国へと広がりを見せます。そして「市民と王家が協力し新しい国家を作ろう」と王家の色「白」を帽章に加え「青・白・赤」がそろったのが始まりだそうです。そして1794年の10月24日,日本の国会に当たる「フランス国民公会」がこの「青・白・赤」三色のトリコロールを国家の象徴と定め,国旗もご存じのような3色になったそうです。現在では当たり前に感じることにも,実は数々の歴史があり現在に至っていると言うことを改めて感じさせられますね。

10月23日(金)

 先月,文化庁より「国語に関する世論調査」の結果が発表されました。これは毎年文化庁が実施しているもので,言葉遣いや読み書きなどの分野に関する全国的な規模の調査です。その中に「言葉の使い方」についての調査があり,大変興味深い調査結果なのでご紹介します。
 「やばい」という言葉。皆さんはどういう意味で使いますか? 本来は危険な状況を予測するときになどに使う言葉のはずですが,若者を中心にこの「やばい」が変わってきているそうです。調査では16歳から19歳の調査実施者の91.5%もの人が「やばい」を「とても素晴らしい」という意味で使っているという結果だったそうです。
 毎日教育現場で中学生の会話を聞いていると確かに「おや?」というような場面に出くわすときが増えてきたように思います。耳から入る言語イメージでよく「フランス語」の流れるような雰囲気が素敵だと言われていますが,海外の人たちには「日本語」はミステリアスで地方によって発音が違い(方言),とても興味深いと言われているそうです。また最近ではデザイン的にも格好良いと漢字のタトゥーを入れている外国人も多いようです。日本人からしても美しい言葉が日本語にはたくさんありますよね。
 日本古来の伝統や文化,これらを未来に継承する中学生はもちろんですが,我々も正しく日本語を使わなくては,と感じさせられました。

10月22日(木)

 昨日「野田市小中学校音楽会」が行われ,本校からは音楽部の演奏と3年生の学年合唱を披露しました。平日ということもあり会場で演奏や合唱を聴くことはできませんでしたが,講師の大槻秀一 氏より公表をいただきましたのでご紹介します。
<音楽部>演奏曲「走れメロス」
 曲の始まりからレベルの高いまとまりのある演奏,大変すばらしいです。一人一人の役割がなされ,よく演奏できています。ソロ演奏もしっかろいした響きです。今後「厚みのあるサウンドづくり(低音を土台としたピラミッド型サウンド)」が作り上げられれば,さらにすばらしい演奏表現につながると思います。今後が楽しみです。

<3年生学年合唱>合唱曲「モルダウ」
 3年生全員での学年合唱,とてもすばらしいです。表現が大変難しい曲ですが,特徴を捉え強弱・速度等の曲想の変化をよく感じ取りながら歌うことができました。伴奏者も熱演で大変すばらしいものがありました。これからも歌う心,音楽のすばらしさを大切にしながらがんばってほしいと思いました。

 また木間ケ瀬中が素晴らしい評価を受けました。頑張っている生徒の姿を多くの人にお見せできたと思い,誇らしく思います。

10月21日(水)

 皆さん,突然ですが今日は「未来」です。というのも30年前に封切りされた人気映画シリーズ「バックトゥーザフューチャーⅡ」の物語に出てくる架空の未来,それが実は2015年10月21日,つまり今日だったのです。映画の中で主人公が車型のタイムマシンに乗り未来に旅する場面がありました。覚えている人もいることでしょう。その旅の行き先は30年後の2015年10月21日,未来の設定ですから,タイヤがなく地面から浮くスケートボードなど当時には考えられないハイテクが描かれていました。それから30年。当時から見た実際の未来はどうなっているのでしょうか。
 <地面を浮くスケートボード> 市販化されていませんが実現しているようです
 <画面に話しかけ操作するテレビ> TVではありませんがタブレットやスマホで         実現しています
 <立体映像広告> 3Dホログラムやプロジェクションマッピングで実現しています
 <指紋認証システム> スマホなど実用化が進んでいます
 <メガネ型コミュニケーションツール> 実現され実物は小型化されています
 <空飛ぶ車> 開発されており,市販化される見通しです

 
科学技術の進歩はめまぐるしく,わずか30年でここまで来ていることに改めて驚かされます。改めて映画を観たくなったのは私だけでしょうか・・・

 PS:本日市内音楽発表会が行われます。本校の出場については本HP「お知らせ」に掲載してありますのでチェックお願いします。