木間ケ瀬中「歳時記」
11月10日(木)
スポーツの世界では「トレーニングの転移」という言葉があります。例えば選手がシーズンオフを利用して,自分の競技とは全く別の競技や種目のトレーニングを取り入れることなどがあげられます。一般的な例として,プロ野球選手がゴルフやバドミントンなどを取り入れてトレーニングするなどが,よく知られています。TVのプロ野球キャンプ情報などの映像では,体を「ほぐしている」「遊んでいる」ようにみられますが,そうではありません。またプロのゴルファーや利き腕が必要な競技では,わざわざ利き腕の逆で自分の競技をしたりもします。これが「トレーニングの転移」と呼ばれるものです。一見「何のため?」と思うようなこれらのトレーニングが,日頃は使わない神経や筋肉を刺激し,自分の競技や種目に生かすためです。これにより体のバランスを整え,神経の伝わりを早くするなどの身体的なレベルアップ・競技力向上につながるというわけです。
そう言えば,世の中同様のことをよく言いますよね。「部活だけじゃなくて勉強もやればもっと上手になるのに・・・」など・・・
心身ともに成長過程にある中学生,「文武両道」と言う言葉がありますが,一つのことに集中することも,もちろん大切ですが,勉強・部活動・委員会活動・友人関係づくり・清掃・歌声・・・様々なことを頑張り「人間力」を鍛えてほしいものです。すぐには現れなくても,それがいつしか自分のためになっていることに気づくことでしょう。
*昨夜はPTA役員会,ご苦労様でした。昨日話し合われた「PTAバザーの反省」につきましては,来年度以降に反映し,改善していこうと思います。遅くまでありがとうございました。
11月9日(水)
思えば「HPを充実させて,カウント40,000件を突破しよう!」と自分なりの目標を立てスタート4月6日のカウントは「22,629件。そして今朝のカウントが「39,807件」です。いよいよですね~ 一日約100件程度のカウントを重ねているため,いよいよ今週末には・・・と気持ちが高鳴ります。いったい誰が「40,000件目」をクリックするのでしょう?ちょうど40,000件目の方は教えてくださいね!
さて,ろくでもない趣味の多い私ですが,その中の一つにゴルフがあります。腕前はたいしたことはありません。若い頃はひたすら「飛距離追求!」でやってきましたが,ここ数年は「正確さ」を重視しています。スポーツ界に知り合いがたくさんいますが,かつてプロとゴルフ練習場に行ったことがあります。プロになるとやはりケタが違いますね。毎日何千球も練習をするそうですが,その何千球の中で納得できる打球は,そうあるわけではないそうです。個人差はあるでしょうが,その方は「残り10球かな~ 残り少ないと思うと集中力が増すからね」と言っていたのを思い出します。
よく学校では「○○まで あと◇日!」とか「残り△回!」などとカウントダウンをするものです。生徒たちの集中力を高めるためです。「カウント40,000件」を前にして改めて読んでくださる皆さんに感謝の気持ちを込めて,自分で自分のハードルを上げてみました。(止めときゃよかったかな・・・)
そうそう,3-1担任の齊藤先生とゴルフに行くと「まだまだ若い者には・・・」と密かに闘志を燃やし飛距離重視で自滅するパターンの性格なので,あまり期待しないでくださいね~
*本日PTA役員会が19:00より行われます。風に飛ばされないよう(?)気をつけておいでください。
11月8日(火)
ところで結果ですが,私には見つけられませんでした。けれども澄んだ空気の星空を見ていると何とも落ち着いた気持ちになったものでした。今夜はあいにくの雨の予報,今度は12日に再度トライしてみようと思います。
11月7日
さて,5日(土)に関宿ライオンズクラブ主催「青少年弁論大会」が行われました。今年で18回を迎えたこの弁論大会,関宿地域の県立関宿高校を含む各小中学校の代表が「~夢・希望を語る~」というテーマで弁論をしました。校長先生の代理で,私も審査員として参加しましたが,どの弁士もしっかりと自分の考えを堂々と述べ,会場の聞く人訴えかけていました。ある審査員は「今年はレベルが高いな~」とおっしゃっていましたが,どの弁論も甲乙つけがたいすばらしい弁論でした。本校からは「2年生 森山和奏さん」「1年生 白籏秀太くん」が出場し,それぞれすばらしい弁論をしてくれ「金賞」に輝きました。
森山さん,白籏くん「金賞」おめでとう!
11月4日(金)
「またか!」と言われそうですが,「自主学習(家庭学習)」の話です。4月より宿題ではなく「自主的・自発的」な学習を推進してきたわけですが,もちろんこれは「課題や宿題」ではないので必ずやらなくてはいけないわけではありません。ただ「家庭学習と学力」の相関関係は様々な調査データより明らかになっている限り,生徒には奨励している取り組みなのです。使い終えたノートは直接私が受け取り,新しいノートを渡しています。そんなこともあり毎月統計をとっています。使い終えた冊数を学級別に加算して月末にグラフ化しています。ご覧になったことがあるかもしれません。生徒昇降口廊下に大きくグラフを掲示していますので・・・ しつこいようですが「自主的・自発的」な学習なので,冊数が多いクラスが優秀で,少ないクラスが劣っているということではありませんのでご了承を。
半年あまりのデータが蓄積されたこのグラフを見ると,あることに気づいてしまいました。定期テストが終わると各学年からテストの集計結果をいただいています。この結果と自主学習の学級別冊数との,相関関係が明らかに現れ始めたのです。つまり自主学習の冊数が多いクラスは,定期テストの結果が良いわけです。
自主学習をしているから学力が高いのか,学力が高いから自主学習ができるのかの区別はひつようありません。どちらでも良いことです。大切なのは「自主的・自発的」な家庭学習を習慣化させることです。学力向上の第一歩かもしれませんね。