木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

7月23日(木)

 朝からの雨で,幾分過ごしやすいでしょうか。
そんな日本の天気とは違い,快晴・無風のカザフスタン「バイコヌール宇宙基地」を先ほどAM6:02に日本人宇宙飛行士を含む3人が,5ヶ月間にわたる宇宙への旅に出発しました。
 宇宙に旅立ったのは,ロシアの宇宙船「ソユーズ」を乗せたロケットで日本人の油井亀美也さん(45)と,アメリカ・ロシアの各宇宙飛行士ですが,この組み合わせも感慨深いものがありますね。もともと米ソ冷戦下でそれぞれが競い合っていたソ連(ロシア)のソユーズと米のアポロの有人宇宙飛行の各計画でしたが,約50年の月日を経て,同じ宇宙船で宇宙へ,そしてそこに日本人の油井さんが加わったのですから,我々の年代「昔の少年」には思いもひとしおです。
 ところで油井さんは,子供の頃から「化石」や「科学」に興味を持っており,自衛隊のパイロットを経て,宇宙飛行士という夢を叶えたそうです。今だからこそネットで「地球」と検索すれば,宇宙から見た青く光る地球の画像がいくらでも見ることができますが,夢を叶え自分の眼でみる地球はどんな風にうつるのでしょうか。
 小さい頃の興味や関心,様々な実体験が壮大な夢の実現につながったこと。我々教育者として,生徒たちに様々な体験をさせ,これはと思える興味や関心を持たせることができるよう,改めてその責務の大切さを実感しています。

*本日,音楽部は千葉県吹奏楽コンクールに出場します。本校の演奏は10:30(千葉県文化会館)です。結果は後日お知らせします。すばらしい演奏を期待しましょう。