木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

12月6日(火)

 昨日に引き続き,今日も家庭学習の話題です。昨日この場で「テストの意味を考えれば,テストが返却された今こそ,学力定着の絶好のチャンスです」って内容の話を書きました。まあそれを読んでか読まずか(?)定かではありませんが,テスト後の金曜日から,使い終えたノートを私のところに提出する生徒が,わんさかと・・・ 実際の内容はもちろん「テストのための勉強」ですが,それにしても大量です。私自身の中で「終わりました!」って持ってきたノートについては,その日のうちに帰すように心がけていましたが,今回ばかりは断念!金曜日分と月曜日分だけで64冊のノートがたまってしまいました。うれしい悲鳴です。この64冊(64人)はみなしっかりとテストに向けて学習された内容でした。それでもテストでは簡単に100点は取れるものではありませんよね! 今こそ「テストの復習」を行い,授業での理解を今のうちにしっかりと定着させましょう。この積み重ねが「学力向上」に繋がるのですから・・・

 *昨日の朝,校内に3羽の野鳥が死んでいました。場所はそれぞれ別々でしたが,その処理には十分気をつけてください。衛生上素手で触らないなど十分に配慮してください。

12月5日(月)

 先週,第4回定期テストが行われました。おそらく今日の授業で全教科答案用紙が返却されるのでしょうか。結果が楽しみ(?)ですね。テストの後に毎回書いている気がしますが,テストのために行う「テスト勉強」ももちろん大切ですが,もっと大切なのが「テスト直し」,いわゆるテストの復習です。定期テストの意味を考えれば,自ずとその重要性がわかりますが,そもそもテストはそれまでの学習内容の定着度を測る「物差し」です。ですから各教科の先生方は,学習内容の大切なポイントから出題するわけです。もっといえば「この問題は確実に・・・」という問題です。5教科のテストで500点満点だった人には,この「テスト直し(復習)」は必要ありませんが,なかなかそうもいきません。闇雲に「復習」することも必要ですが,返却された答案用紙で×だった箇所については,絶対にできるようにしておく必要があるわけです。教科によっては授業の中で先生が解説を入れながらテストを振り返ってくれるかもしれませんが,それだけでは足りません。もう一度テスト問題を自分で解いてみて100点が取れるまで何回も繰り返すことが近道かもしれませんね。
 数学や英語などは一般的に積み重ねの教科だと言われています。どうですか,積み残した状態のまま,これからの学習をスタートしますか?それとも積み残しを拾い集めてから新しい学習をスタートさせますか?
 「鉄は熱いうちに打て」 大切なのはテストが返却されるこのタイミングなのです。

12月2日(金)

 今日は空がきれいですよ。たまには朝起きて空を見上げながら深呼吸してみるのも良いものですよ。
 さて,昨日話題にした「流行語大賞」ですが,プロ野球広島カープの「神ってる」に決まったようですね。ところで去年は何だっけかな~?と思い出せないのは私だけでしょうか・・・気になったので調べてみました。紹介しますね。
    2016年  神ってる
    2015年  トリプルスリー   爆買い
    2014年  ダメよ~ダメダメ  集団的自衛権
    2013年  お・も・て・な・し   じぇじぇじぇ   今でしょ!  倍返し
    2012年  ワイルドだろ~
    2011年  なでしこジャパン
    2010年  ゲゲゲの・・・
    2009年  政権交代
    2008年  グ~!  アラフォー
    2007年  どげんとせんといかん   ハニカミ王子
    2006年  イナバウアー   品格
 でした。 「あ~っそういうのあったね・・・」などと改めて月日がたつ早さを実感してしまいますね。

 さあテストも終わり,部活動も再開です! 「冬を制すものは春をも制す」 1.2年生の皆さん,心身ともに自分を鍛えましょう!

12月1日(木)

 さあ冷たい朝で12月がスタートしました。早いもので平成28年も残すところ1ヶ月となりました。どうですか,覚えていますか?11ヶ月前の平成28年のスタート元旦を・・・ おそらく「今年は○○しよう!」「△△をがんばろう!」などと生徒だけではなく皆さんも改めて決意したのではないでしょうか。大丈夫ですか,その平成28年も残り一ヶ月,今からでも平成28年をしっかりと締めくくりましょう。(と書きながら自分自身に言い聞かせてみました)
 今日12月1日は「映画の日」など実に様々な記念日になっていますが,今日12月1日より「洗濯表示」が変わります。今までそれぞれの衣服にはタグで日本独自の表示方法が示されてきましたが,今日からは世界共通の表示方法に改められるそうです。そう言われると早く新表示をの実物を見てみたくなりますね。
 話は変わりますが,12月1日今日の夕方には「新語・流行語大賞」も発表されるそうです。「だからどうだ」ってことはありませんが,日々忙しい日を過ごしている皆さん,ちょっと一息,今年一年(11ヶ月)を振り返るきっかけになるかもしれませんね。

 *今日はテスト2日目(国・数・英)です。最後の1分1秒まで全力を尽くしましょう。

11月30日(水)

 昨日までの北風もおさまり,キーンと澄んだ空気がどこか気持ちよい朝を迎えています。
 今日・明日と第4回定期テストです。この時間も早起きして夕べまでの試験勉強のおさらいをしている生徒もいると思えば,外気だけではなく教師として身も心も引き締まります。
 さて昨日は「いい服の日」でしたが,今日も服装について少し触れてみます。これは我々一般的な教師の服装です。皆さんは「教師の服装」と言えばどんなイメージを持っていますか?「ジャージ?」「白衣?」「スーツ?」それとも「スーツに白い靴下・運動靴(?)」など一般的に様々なイメージが持たれている教師です。睡眠時間を除けば,生徒にとって一番長い時間一緒にいる大人は,実は学校の先生ですよね。小学校の先生は,それこそ小さな子供たちと一緒に学び,体育もし,昼休みは一緒にドッジボール・・・ ジャージが仕事服でしょうか。今は毎日のように来客等の対応があるため,毎日スーツにネクタイですが,もともと体育教師だった私も常にジャージでした。そのジャージにも私なりにこだわりがあったものです。前任校では体育だけではなく技術科を担当しており,この時は作業着のような服装で生徒の前にたっていたものです。そして放課後のサッカー部指導の時間にはジャージに着替え,蹴りもしないのにサッカースパイクを履いていたものです。
 よく生徒たちに「けじめをつけなさい」「切り替えなさい」と我々教師は指導します。しかし,我々教師がその時々のTPOに即した服装をしていたとすれば,ずいぶんその指導は減るのではないかと思っています。体育の先生がスーツじゃおかしいですし,「意欲的な学び」は期待できません。仮に必要なくても理科の先生が白衣を着ているだけで「科学的な学習」のイメージに切り替えられる生徒も少なくないのではないでしょうか。私の中学時代の英語の先生は,教室に入るなり必ず一言二言英語で独り言を言っていたものです。意味などわかりませんでした。でも「これから英語を学ぶ」という心の準備が自然とできていたように振り替えれます。つまり我々教師は授業うんぬんの前に,学習の雰囲気づくりまでできて一人前の教師だと若い先生たちには話しています。生徒たちにとって一番身近な大人(見本)ですからね。

*でもジャージは楽なんですよね。「おっといかんいかん・・・」  今日は集金日です。おつりの無いようにご協力ください