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校長室のひとりごと「灯台下暗し」

 スキー林間も終えまた今日から日常に戻りました。菅平が寒すぎたため野田の朝が心地よく感じます。

 さて、この場で野生動植物が絶滅の危機に瀕しているという話題に触れてきました。「スズメ」が近年の開発や環境の変化により激減し絶滅危惧種II種に指定されたという話です。「そういえば最近スズメを見かけないなぁ」。それ以来ずっと気になっていました。「もしかするとこのまま本当に見ないまま絶滅してしまうのでは」とも思い、切ない気持ちでいました。このブログを読んでいる方からも先生たちからも「そういえばスズメ見ないですね」と言われたりもしてきました。

 我が家の庭には、よく鳥がやってきます。この時期は小さな緑色した「メジロ」がチュンチュンと戯れていますが、やはりスズメは見かけません。先週末洗車したての車の屋根に「鳥フン」が落とされていました。拭き取ってもまた落とされます。一体誰の仕業かと物陰から見張っていると、なんと「スズメ」です。それも1羽ではなく4、5羽が車庫の屋根の骨組みに停まっているではないでしょうか。私の気配を察したのかすぐに車庫の外に飛んでいってしまいましたが、見ると以前はよく見かけたように電線にたくさんのスズメが連なっています。

なんだか「鳥フン」ですら愛おしく思えた週末でした。