校長室のひとりごと「折り返し地点に」
例年より少し遅れて彼岸花が街に彩りを添える季節になってきました。雨のスタートとなりましたが今日から10月、作物だけの話ではなく「実りの秋」の到来です。4月にスタートした令和7年度も後半(後期)を迎えようとしています。創立79年目にして最少人数の224名でスタートした今年度、その前半(前期)を振り返ってみると、様々なことがありました。1年生の校外学習や3年生の修学旅行では、少ないことを逆手にとりフットワーク良く生徒達も満足できた校外学習となりました。また2年生の職場体験学習でも自己の将来を見つめる一つのきっかけとして貴重な体験ができたようです。少ない人数ながらよく頑張ったと言えば部活動です。他校と合同チームを組むなど、大規模校の人数の多さには苦戦しましたが、どの部も大会やコンクールで中学生らしく清々しい姿を見せてくれました。そして先日の文化祭「共栄祭」では少ない人数だからこその東部中学校との合同開催が実現でき、東部中、川間中の両校にとってとても意味ある文化祭でした。
12歳から15歳の中学生にとっての半年という期間は成長著しく一人一人の生徒を見ても学級や学年など集団としてもひとまわりもふたまわりも、この半年で成長した姿が見られます。何をするにも適した気候「秋」、前半(前期)の様々な体験・経験を土台として、一人一人の生徒にとって充実した後半(後期)「実りの秋」になってほしいと願っています。