校長室のひとりごと「大阪関西万博」
子供の頃に広告の裏に、色とりどりの空飛ぶ車が行き交い、リニアモーターカーが超高速で移動し、ロボットが普通に活躍しているような「未来」を想像し描いていたものでした。
4月13日に開幕する「大阪関西万博」まで2ヶ月となりました。私と同年代の皆さんは万博といえば1970年の大阪万博「太陽の塔」などを思い浮かべるのではないでしょうか。「人類の進歩と調和」をテーマに77カ国が参加した1970年の万博では「動く歩道」「モノレール」「リニアモーターカー」「電気自動車」「テレビ電話」「携帯電話」「缶コーヒー」などが初めて登場し、子どもながらに「へ〜っ未来ってすごいなぁ」と漠然と憧れていたものです。そんな子ども心もいつしか忘れていましたが、改めて世の中を見れば、全て現実の物として活用しているものばかりです。子どもながらに憧れていた「未来は今」だったんですね。
さて、4月に開幕する大阪関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」、160以上の国と地域、民間企業などが参加し最新技術や独自の文化が紹介されます。日本館では「火星の石」の展示や「空飛ぶ自動車」も活躍するそうです。
近い将来、万博を「月や火星」で開催する時が来るのでしょうか。