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校長室のひとりごと「山場の6月」

 6月になりました。本校にとってこの6月、ある意味大きな山場となる一カ月です。
 1年生は「マザー牧場」へ校外学習、2年生は、コロナでしばらく中断していた「職場体験学習」、3年生は京都・奈良への「修学旅行」と、各学年の大きな行事が6月に集中しています。既に取り組みも本格化しています。
 また、今年初めての定期テストもあり、生徒たちは、テストに向けた取り組み、つまりテスト勉強も始めています。
各部活動でも、3年生にとって最後の大会「葛北大会」が今月末から、水泳・野球を皮切りに開幕します。
毎日の授業にプラスし、テスト勉強をしつつ、葛北大会に向け部活動に取り組む。そして各学年行事に向け準備を進めるという、生徒たちにとっては一日一日が大切で、毎日が目まぐるしく過ぎてゆく6月がスタートしました。
 一方教員にとっても、やはり6月は大きな山場です。中学校の教員は年間を通して授業準備は行うものの、その時期によって忙しさは変わります。例えば8月などは夏休み中なので、比較的自分の仕事のために自由に時間を使えますが、4月は、年度はじめにやらなくてはならないことが一気に押し寄せ、猫の手も借りたいくらいです。それでも「もう少し頑張ればゴールデンウィークだ!」と頑張れるものですが、6月はボディーブローのようにじわじわと疲労がたまります。テストづくりやら採点作業、行事の取り組みのための企画や準備、休日には部活動練習試合など「早く夏休みならないかな」と愚痴の一つも出てきます。まして6月は息つける祝日がありません。例年なら6月15日「千葉県民の日」が祝日扱いなのですが、今年は残念ながら土曜日と重なってしまっています。
 愚痴ばかり書いても始まりません。この梅雨特有の何とも言えない気候、各種検診や熱中症対策、食中毒予防なども含めて、何とか生徒たちとともに大きな山場6月を乗り切ろうと思います。