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校長室のひとりごと「スズメバチ」

 唐突ですが、川間中はとても居心地よい空間です。野田市の小中学校はいずれも歴史があり、どこの学校でも木々が茂り自然豊かな環境を持ち合わせています。中でも川間中は校庭や校舎を囲む四方全てが、樹齢6~70年という桜やヒマラヤスギ、イチョウなどの木々が生い茂り、四季の移り変わりが感じられます。校長室からの眺めは最高で、レースのカーテンも開け放し、毎日景色を見ながら学校運営について考えを巡らせています。
 恵まれた環境なだけに、ウグイスやメジロ、シジュウカラ、セキレイなどの野鳥や夏にはカブトムシやクワガタ、オニヤンマなどの昆虫も見かけることもできます。
 一方で、毎年のようにスズメバチには悩まされます。昨年も玄関前の松の幹の空洞にオオスズメバチが巣を作り、専門業者に駆除していただきましたが、今年も別の場所で巣を作り活発に飛ぶ姿を見かけるようになってきました。先週も専門業者に駆除してもらいましたが、まだまだしばらくは気を抜けません。これだけ自然豊かで木々が茂っていればしょうがないのかもしれませんが…
 スズメバチだけではなくハチ全般の話になりますが、冬を越冬した女王バチが1匹で4~5月に巣を作り始め、夏にはその巣の中で働きバチが羽化をはじめ、巣は更に大きくなり働きバチが活発に動き始めます。そして最も活動が盛んになるのが8月から10月、ちょうど今の季節です。巣に近づきすぎたり、振動や物音などにも反応し襲われることもあるそうです。学校内だけではなく、この自然豊かな川間地区、またこの3連休でお出かけされる方もいるかと思います。十分に気を付けたいものですね。