ブログ

校長室のひとりごと「第77回東葛飾地方中学校駅伝競走大会」

 明日10月18日、第77回東葛飾地方中学校駅伝競走大会(東葛駅伝)が行われます。この地域でない方もいると思いますので、東葛駅伝について簡単に説明します。

 今年で77回目を迎える歴史と伝統ある中学校の駅伝大会で、東葛地域、つまり野田市、流山市、柏市、松戸市、我孫子市、鎌ヶ谷市にある74の中学校が出場します。一斉に松戸市民劇場前を9:00にスタートし、野田市の清水公園(野田市総合公園陸上競技場)までの31.9kmを10区間でタスキをつなぎゴールを目指します。大学の駅伝大会ではお馴染みですが、中学校の駅伝大会で一般道路を規制し白バイが選手を先導する、ましてや70校を超えるチームが一斉に走る大会は全国でも珍しく、歴史と伝統だけではなく、その大会規模でも全国屈指です。第一回大会は終戦間もない昭和23年、創立間もない川間中を含む12校が出場し野田市立福田中学校が初代優勝校となりました。コロナで実施できない年もありましたが、道路事情、交通事情が変化した今もなお続いています。歴史ある大会ですから、皆さんの中にも中学時代に出場したり、また親子3代で出場したという方もいらっしゃるのではないでしょうか。過去には、中学生時代に東葛駅伝を走った選手が、後に箱根駅伝やオリンピックに出場した日本を代表するような長距離ランナーもいます。どの学校の選手達も皆来る日も来る日も長い距離を走り、晴れて学校の代表としてタスキをつなぎます。川間中はもちろんですが、全ての学校の中学生を応援したいと思います。