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校長室のひとりごと「桃の節句」

 いよいよ3月、3月といえば「春」「旅立ち」「卒業」「別れ」を思い浮かべます。どことなくもの思いに浸る季節です。今日3月3日は「桃の節句」です。「桃の節句」といえば女の子をお祝いする年中行事で、お雛様(雛人形)を飾り、ちらし寿司や雛あられを食べる、その程度は知っていました。7月に初孫(女の子)が生まれ今年が初節句ということで「桃の節句」について改めて調べてみました。

 旧暦の3月3日「上巳(じょうし)の節句」はちょうど桃の花が咲く頃ということで「桃の節句」と呼ばれ、5月5日が男の節句「端午の節句」であることから「桃の節句」は女の子の節句お祝いの日となったそうです。女の子が遊ぶ物として雛人形が飾るのが風習となりました。この雛人形は平安時代に貴族の女の子たちが紙で作った人形を紙で作った御殿で遊ばせるという遊びが由来だそうです。また雛人形には厄を引き受ける役目があり、女の子から災いを守り幸せな人生を送れますようにと願いが込められているそうです。

「桃の節句」で食べるちらし寿司の具にもそれぞれ願いが込められており、例えば「エビ」は腰が曲がるまで長生きできましょうように、「いくら」は子沢山に恵まれますように、「豆」は健康でまめに働けるように、「レンコン」は先が見通せますように…だそうです。

今日は、そんな願いを込めて孫に会ってこようと思います。