文化財出前授業(鈴木貫太郎を学ぶ)
今日は野田市教育委員会生涯学習課の学芸員さんに来ていただき、文化財出前授業(鈴木貫太郎ってどういう人?)を開いていただきました。社会科の学習で歴史を学んでいるために6年生が対象となります。
ご存知のように野田市の関宿地区には「鈴木貫太郎記念館」があります。終戦時に内閣総理大臣として活躍した野田市に本籍があった偉人です。窮地に会った日本のために77歳という年齢にもかかわらず、重職を務めてくださいました。
鈴木貫太郎さんは江戸時代生まれ(1868年・慶応3年)で、しかも父親は関宿藩の重鎮を務めていた武士だったということや、戦争を終結した総理大臣であったこと、戦後は野田市(関宿町)に酪農を広め、一時は全国2位の生乳生産まで成し遂げられるような殖産を勧められたことなどをお聞きしました。
いろいろなお話を伺った後、クイズでさらに興味関心を深めていただきました。
江戸時代の人々の平均身長は155cm、現代の平均身長は170cm、それを越える180cmの身長があったことに6年生は驚いていました。
この他に好きな食べ物や好きな遊び、あだ名など、鈴木貫太郎さんを身近に感じられるようなクイズで6年生は盛り上がりました。
その後、記念館にある展示物を実際に触らせていただきました。普段はガラスケースに入れてあり、触れることができないものなので貴重な体験となりました。
手はしっかりとアルコール消毒をして感染防止と展示品劣化防止を図りました。
トランプは紙製なので触ることはできませんでした。ゲームのソリティアが好きだったようで、遊びというよりは大切なことを考える時にやっていたとのことです。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。