卒業式練習が始まりました
6年生を送る会が終わり、いよいよ3月。6年生は卒業式練習を始めました。
初日の3月1日の練習は「卒業式とは・・」という話から始めました。
卒業式をどのように行うかという形式」は法で定められていません。
卒業式は学校教育法に定められている「小学校の教育課程」の中の「特別活動」の一部とされています。
教員が学習などの指導をするときに目標や内容を確認する指標として「学習指導要領」というものがあります。その「特別活動」の中に「学校行事」があり、それを5つに分類した中に「儀式的行事」という分野があり、入学式や卒業式、始業式・終業式・修了式などがそれにあたります。
つまり、卒業式は「学習指導のひとつ」です。
卒業式を通して、「式」・生涯行事(結婚式や葬式など)に参加するときの心構えなどを学ぶということになります。実際、中学校では卒業式練習をあまり行なわないそうです。小学校で基本にあたる部分を学んできたと考えるからだそうです。
姿勢などの態度や服装、動きなど、細かな部分を指導していきます。コートなどの外套にあたるものは式場に入る前に脱ぐことや、運動に適した服装は式には向かないことなどもお話しします。(フード付きの服などに対する指導などがその一例です。)
3月17日に気持ちを向け、がんばって指導していきます。在校生代表として5年生も練習に参加することがあります。お互いに「感謝の気持ち」を持ち、良い式になるよう、指導していきます。
よろしくお願いいたします。