東部中 Study emergency camp(防災キャンプ)に参加して ※10月9日
10月9日(木)に、4~6年生が Study emergency campに参加しました。
この行事は、「災害時の『自助 共助』意識を高め、『公助』を知り協働することで、地域を助ける担い手となり、ひいては自己有用感をも高める。」ことをねらいとしています。
約2時間参加し、以下のような体験をしました。
・市役所危機管理課による「シェイクアウト訓練」
・野田市消防本部による「煙体験」「消火体験」
・野田警察署による「車両やパネルでの説明」
・自衛隊による「防災講話」「救助や応急処置」
・日本郵便「車両郵便展示」「避難情報 配達先の現行化」
・千葉県建設業青少年部会による「重機を用いたインフラ復旧」「土嚢準備作業」
・野田赤十字奉仕団による「炊き出し訓練」
・野田市役所による「避難所受付訓練)
【子ども達の感想】※一部抜粋
4年生
消防では、煙でどれだけ前が見えないかがわかりました。自衛隊では、毛布で人を運ぶのは大変だったけど、津波で逃げ切れなかった人たちが、どれだけ悲しく悔しかったか気持ちが伝わりました。
災害はいつ来るか分かりません。そのために必要なことや大切なことを知ることができました。このEmergency campをやる理由も分かりました。災害でも生きていくことが大切だと分かりました。楽しくて良い勉強になりました。
木を持ち上げたり、砂山を崩したり、パトカーに乗ったり、いろいろな体験ができました。町のみんなを助けるような体験もできました。自分だけでなく、町のみんなを助けることが大切だという事が分かりました。
5年生
災害時に自分が何をすればいいのか、周りの人がどんなことをやっているのか知りました。災害の時は、こんな大変なことをやっているんだな、すごいなと思いました。
災害が起きたときに役立つことなので、今回覚えたことを役立てたいです。災害時に裏で頑張っている人たちを改めて知ることができ、とても貴重な時間でした。これからもよろしくお願いします。
災害が起きたときの、地域の人の様子が分かりました。僕も地域の人を助けたいと思いました。
防災に対して意識が高まり、もっと知りたくなりました。移動交番などで見たことのないものばかりあり、勉強になりました。中学生のすごさを見て、自分もそうなりたいです。
6年生
自衛隊では、「もし人が倒れていたら。」ということで、毛布で人を運べることが分かっただけでなく、みんなで協力することで運べるということが分かりました。協力が大切だと思いました。大きな災害の時のために用意しておく物、集合場所などを決めることなどを覚えておきたいです。
煙体験では、目の前が煙で見えなくて、どこに行ったらいいのか分からなくなりました。外の声が聞こえたので前に進めましたが、実際にあんな風になったときは恐怖なんだろうなと感じました。このような貴重な体験をして、より一層自分の身は自分で守らなきゃいけないんだと分かりました。
思ったことが二つあります。一つは、本当に大きな地震が起きたときに、僕は絶対パニックになってしまうと思ったけど、シェイクアウト訓練で対処が分かりました。二つ目は、協力する力です。特に中学生は、自分のことだけでなく、周りの小学生のことも思っていました。今回学んだことを生かしたいです。
もし実際に、有事が起きたら、私達も避難所の開設などをサポートさせていただけると光栄です。東部中の体育祭に続いて参加させていただき、大変嬉しく思いました。
上級生になるほど、単に体験ブースが楽しかったことだけでなく、共助や公助の大切さに気づけたようでした。また、特に6年生は、中学生の気配りや機敏な態度に感動したようです。
素晴らしい体験の機会をくださった野田市と、先輩の立派な態度に触れさせていただいた東部中学校に、心から感謝しています。
