9月9日(月)の給食
今日の給食は『ご飯、鯖の梅焼き、野菜の菊花和え、なすのお味噌汁、牛乳』です。
今日9月9日は、重陽の節句です。
重陽の節句は五節句のひとつで、他には、1月7日人日の節句(七草の節句)、3日3日上巳の節句(桃の節句)、5月5日端午の節句、7月7日七夕の節句があります。奇数は縁起の良い陽の日とされ、中でも一番大きな陽の数である9月9日は陽が重なる=重陽として、健康や長寿を祈願する日とされています。
重陽の節句には、秋に旬を迎える栗やなすを食べたり、寿命を延ばす力があるとされ親しまれてきた菊のお酒を飲んだりするそうです。
そこで、今日の給食には、菊の花を和え物に入れ、なすは炒めてお味噌汁にしました。
【野菜の菊花あえ】
和え物は、特に衛生面に気を付けなければならない料理のひとつで、毎回、調理員さん方は、安全第一、慎重に慎重に作業をしてくださります。
作り方を紹介します。まず野菜を茹でて安全な温度まで加熱できたかを確認➡水冷をして安全な温度であることを確認➡冷蔵庫で冷やし、安全な温度であることを確認➡釜で野菜、菊と、それぞれ加熱して冷やしておいた調味料、削り節、ごまを混ぜ、また温度確認➡配缶。少しでも冷たく食べて欲しいので、短い時間だけれど冷蔵庫へもう一度入れギリギリになったらワゴンへのせて各階へ。
今日は、重陽の節句ということで、菊の花びらを乾燥させた”菊のり”を使いました。とても高価なものなので、よ~~くよ~く探さないといけないくらいでしたが、おいしくできました。
【なすのお味噌汁】
炒めたなすや、かぼちゃ、お豆腐、ねぎなどが入ったお味噌汁です。
【鯖の梅焼き】
梅やみりんなどの調味料を煮立てて冷ました合わせダレを、鯖の上にかけて焼きました。
鯖に梅の味がのって、爽やかに仕上がりました。