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学校 「見やすい・分かりやすい」掲示物の工夫

 

 養護教諭は、ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(包摂性)を意識し、子供たちのより良い人間関係を目指した掲示を心がけています。この掲示物は、「リフレーミング」について理解できるように工夫されています。「リフレーミング」とは、物事を見る枠組み(フレーム)を変えて違う視点で捉え、ポジティブに解釈できる状態になることです。この掲示物は、「マイナスだと思われることが、見方を変えるとプラスに変わる」ことを、ハートを裏返すと分かる(気づく)仕組みです。大人(教師)にとっても大切にしたい思考ですね。

 暑さ指数に皆が着目できるように工夫されています。子供たちも教職員も、この掲示を頼りにして活動しています。養護教諭は、暑さ指数(WBGT)計を用いて、一日に数回測定し、子供たちと教職員の「安全・安心」を守っています。

 給食の食品群を「体(血・肉・骨・歯)をつくるもの」「エネルギー(働く力と体温)のもとになるもの」「体の調子を整えるもの」の栄養素に分類しています。委員会の子供たちが栄養士の指導・支援のもと、毎日掲示しています。栄養バランスの良い食事は、健康づくりに直結します。飽食の時代と言われる昨今。子供たちが将来、主体的に栄養バランスを意識した「食」を選択できる力を育てていきたいものですね。

 特別活動の担当の先生は、子供たちが「主な行事の思い出を振り返ったり、自身の成長に気づいたりできるように」と、工夫して掲示をしています。坂小学校の教職員は「子供たちにとって一生に一度のその時々を大切にしよう!」という思いで日々頑張っています。