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11月6日(水) 朝会(校長講話)

~校長講話「お天道様が見ている」より抜粋~

 皆さんは、大人の人から「お天道様が見ているよ」と言われたことはありませんか?校長先生は、小さい頃、親やおばあちゃんから、言われました。お天道様とは太陽や神様を指します。

 このことばは、「誰も見ていないようでも、太陽や神様はいつも空からあなたの行動を見ている。だから、人の道に反することはしてはいけない」という意味であり、悪いことをしないように、自分の心にブレーキをかけてほしいという期待が込められています。

 人には、誰も見ていないところなら、多少悪いことをしてもいいやと思ってしまう弱さがあります。さらには、「まあ、このくらいいいや」という思いは、次第に誰かが見ていても平気になる集団になると当たり前のように行う、そんな風に行動がエスカレートしてしまうものです。

 みんながそんな身勝手な行動ばかりしていたらどうですか?とても迷惑だと思いませんか?いつか思いもよらない被害につながると思いませんか?

 中学生になれば、何が悪いのか、大抵のことは正しい判断がつくと思います。それなのに、できないのはそのときの欲求に負けて、自分本位な判断をしているからなのではないでしょうか?誰もあなた自身の行動をコントロールしてくれる人はいません。自分で「正しい行動に向けていく」しかないのです。自分の心のブレーキとして、「お天道様が見ている」を常に心に留め置き、行動を抑止してほしいと思います。