学校長からのお話を掲載しています
平成25年度学校保健委員会あいさつ
皆様こんにちは。朝夕の寒さが一段と増してまいりました。暦の上では立冬が過ぎ、北国からは山の初冠雪の便りが届きました。また、木枯らし第1号も吹き、夕暮れの訪れが早くなり、下校完了時刻も4時50分となりました。下校時刻が薄暮の時間帯になりますので、安全に下校できるよう適切な指導を行っていきたいと思います。
さて、本日は学校保健委員会の開催に当たり、学校三師であります学校医の田中貞雅先生、学校歯科医の平野良信先生、学校薬剤師の小林郁夫先生には、日頃より本校生徒の健康維持及び健康管理について、きめ細やかな御指導をいただき、この場をお借りし改めて御礼と感謝を申し上げます。また、呉浦PTA会長様、齋藤副会長様、小野澤副会長様をはじめ、PTA常任委員の皆様にも、お忙しい中、御出席をいただきました。誠にありがとうございます。
現在、生徒たちは様々な場で活躍し、実績を上げております。芳賀教育美術展での久保賞や学校賞の受賞、芳賀地方芸術祭での数々の入賞、郡市駅伝大会での男子準優勝、県駅伝大会での第7位入賞、吹奏楽部定期演奏会での見事な演奏など、一人一人が伸び代を広げる活躍をしています。大変うれしく思っています。こうした目を見張る活躍ができるのも、生徒たちが健康で安全な生活を送っているからでありまして、それを支えてくださっている保護者の皆様、御家族の皆様に感謝を申し上げます。
本日の学校保健委員会でございますが、資料に基づき、保健委員会の生徒たちが進めていきますので、御指導をお願いいたします。また、後半には、学校歯科医の平野先生から「大切な歯についてのはなし」と題する講話をお願いしてあります。みなさんと共に拝聴させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
益子中学校吹奏楽部第25回定期演奏会あいさつ
みなさん、こんにちは。本日は、公私ともに御多忙の中、益子中学校吹奏楽部第25回定期演奏会に御来場いただき、誠にありがとうございます。また、日頃より本校吹奏楽部への御支援、御協力をいただき、改めて御礼と感謝を申し上げます。
さて、今年度は、3年振りに益子町民会館をお借りし、開催することが出来ました。大変うれしく思います。今回で第25回を迎える定期演奏会には、四半世紀にわたる本校吹奏楽部の活躍の歴史が刻み込まれています。
顧問の柴山孝子教諭、那花幸子教諭の指導の下、部長の大根田宗馬さん、副部長の塚田健太郎さん、鈴木亜美さんがリーダーシップを発揮し、部員の士気を高め、日々練習に励んできました。
吹奏楽部はこれまで、真岡駅ー七井駅開通100周年記念イベント、ねんりんピックなぎなた交流大会リハーサル、中部地区ぐるみ体育祭、吹奏楽inコットンウェイコンサート、そして金曜日に行われた第19回栃木県中学校総合文化祭への等への参加依頼を受け、立派に演奏してきました。このような対外的な行事への参加を通して、地域貢献・社会貢献という貴重な役割を果たしている、本校吹奏楽部を私は誇りに思います。とても立派です。
本日は、これまでお世話になった多くの皆様に感謝しながら、部員が一丸となって演奏しますので、最後まで楽しんでいただきたいと思います。
結びに、これまで本校吹奏楽部に対し御支援、御協力いただきました吹奏楽部後援会、吹奏楽部OB・OG、益子町教育委員会、地域の皆様に心より御礼と感謝を申し上げ、あいさつといたします。
平成25年度第5回朝会講話「益子町中学生海外派遣団の出発にあたって」
第16回益子町中学生海外派遣団14名(中学生12名、引率者2名)が、11月8日(金)にイギリスのセント・アイヴスに向けて出発します。11月16日(土)までの9日間、主にセント・アイヴスに滞在し、ホームステイをしながら、リーチ工房訪問、作陶体験、セント・アイヴス・スクールでの授業参加や国際交流活動等を行います。
今回、益子中学校からは、団員として2年生の青山優果さん、川上桃子さん、齋藤慎平さん、廣田凌雅さん、古澤楓花さんの5名が参加します。引率者は、田野中学校の山口 宏校長先生と七井中学校の大塚幸枝教頭先生です。
この海外派遣の目的は「外国の風土や歴史・文化を直接見聞し、また、現地の人々との触れ合いなどの体験活動を通じて、国際感覚をもち郷土愛に優れた青少年を育成する」ことにあります。
昨年度から、海外派遣先がイギリスのセント・アイヴスに変わりました。その理由は、日本初の人間国宝である濱田庄司氏とイギリス近代陶芸の道を開いたバーナード・リーチ氏の親交がきっかけとなり、益子町とイギリスのセント・アイヴスの交流が始まり、昨年9月20日にセント・アイヴスと友好都市協定を締結し、その調印式に先立ち、中学生をセント・アイヴスに派遣することになったからです。
今日の朝会は、8日に出発する5名のみなさんから、海外派遣にあたっての抱負を述べてもらいます。そして、元気に出かけてほしいと思います。9日間の海外研修の成果を楽しみにしています。ぜひ、ぜひ多くのことを学んできてください。みなさんの活躍を期待しています。
平成25年度第4回朝会講話「スポーツ・オノマトペについて考える」
10月を迎え、秋らしさが増してきました。秋といえば、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋など、秋を表現する言葉はたくさんあります。
今日は、スポーツの掛け声について考えてみたいと思います。先週の9月26日、27日の2日間にわたり、郡市新人各種大会がありました。この大会で感動したことがあります。
一部のスポーツ(声を出してはいけないスポーツ)を除き、選手は大きな声を出し、試合をします。今回、特に感動したのはバドミントン団体戦の本校の選手の掛け声です。「エイ!」「ヤー!」とか、実に勇ましく、プレーに力強さを感じました。試合結果は、もちろん団体戦優勝でした。
トップアスリート(一流選手)ほど、試合中に「声」を出します。例えば、ハンマー投げの室伏広治選手は「ンガーッ」と叫びます。また、卓球の福原愛選手は「サー」と大きな声を出します。それは、どうしてでしょう。
実は、スポーツ時に「声」を出すことで、よい成績が期待できるのです。こうしたスポーツシーンで用いられる「声」を「スポーツオノマトペ」と名付けています。この「オノマトペ」とは、フランス語に語源を持つ擬音語・擬態語を意味します。スポーツで声を出すことが、よい成績につながるということは、科学的に分析されています。
さらに、詳しく説明すると、選手の立場では、実際に声を出すことで、「自分のプレーが上達する」「リズムやタイミングが保てる」「自分に負けない、絶対に勝つという自己暗示をかける」「モチベーションを高める」などの効果が得られます。
それぞれのスポーツで、声の出し方に違いはありますが、自分は試合中にどんな「声」を出すのか、意識してプレーすることが大事です。そして、その「声」というのは、普段の練習の中で身に付け、使いこなしていくことが大切です。
ちなみに、私は中学、大学でソフトテニスをしていました。中学時代は「エイ!」「ハーイ!」と声を出していました。大学時代では、ボールをつなぐときは「ヨシ!」「ソレ!」、そして、シュートボールでサイドやクロスに打つとき、前衛アタックのときは、必ず「オリャ!」と声を出していました。
スポーツは中学時代では終わりません。これから高校、そして生涯にわたりスポーツを続ける人もいます。ぜひ、「声」を出して試合をしましょう。そして、自分のプレーを上達させてください。
平成25年度秋季大運動会あいさつ
みなさん、おはようございます。朝の涼しさとともに、ゆるやかに秋めいてきました。
本日は、御多用の中、益子町産業建設部長 三宅明男 様をはじめ、多数の御来賓の皆様の御臨席をいただき、ここに秋季大運動会を開催できますことを大変うれしく思います。ありがとうございます。
さて、生徒のみなさんは、この1週間、変わりやすい天候の中で、集中を切らさず、全力で練習に取り組んできました。この真摯な姿に、頼もしさと誇らしさを感じています。今日は、クラスの団結力を更に高め、この運動会に賭ける意気込みを見せてほしいと思います。そして、忘れることのできない感動を共に味わいましょう。
ここで、保護者の皆様、地域の皆様に申し上げます。日ごろより本校の教育活動に対し、御理解と御協力をいただき、誠にありがとうございます。お陰様で、この夏も、生徒たちは文武両道の活躍をすることができました。改めて皆様に御礼と感謝を申し上げます。本日の運動会、生徒たちは精一杯頑張りますので、御声援の程よろしくお願いいたします。
それでは、生徒のみなさん。今年のスローガンは「Smiling and Doing Our Best! ~輝け!熱い舞台の主役たち~」です。このスローガンは、最優秀賞に選ばれた3年青柳優希さんの作品です。一人一人が輝き、最善を尽くし、勝利を目指して頑張りましょう。