過去の様子

第2学期終業式(12/23)

終業式は校長室からリモートで行いました。1・3・5年生の代表児童の作文発表や、児童指導主任からの注意事項がありました。また、式後に各受賞者の表彰も行いました。(受賞者名は学校だよりでご確認ください。)

私からは次のような話をしました。

 今日で2学期が終わります。いろいろなことがありましたね。その中でも、まず運動会です。K&K団長を中心に、みんなが力一杯がんばったすばらしい運動会でした。今年は観客ありで行いましたから、お家の人のカメラがたくさん向けられ、芸能人みたいでしたね。その中で、一生懸命練習した競技や演技を堂々と披露し、みんなかっこよかったです。今でもその様子が目に浮かんできます。
 次に、合唱部の活躍です。マスクをしながら発声練習をするのはやりにくかったでしょう。夏休み中や、朝の時間、業間、昼休みなど、長い期間しっかり練習を積み上げたことから、感動的な合唱が完成しました。素敵な歌声を聴かせてくれてありがとう。
 11月には、修学旅行、遠足がありました。絶好の天気で、友達と協力し、楽しい思い出ができたと思います。私も6年生と仲良くなることができました。12月にはマラソン大会がありました。寒さに負けず、みんなが全力でゴールに向かって走る姿を見て、七井小の子どもたちはすごい!と思いました。他にも長い2学期の間、がんばった学習の様子をたくさん見せてもらいました。いろいろな行事や学習を通して、心も体も頭もよく成長した2学期だったと感じます。
 いよいよ令和4年もあと1週間で終わります。1年の終わりにあたり、お願いがあります。冬休みに家の大掃除をすると思いますが、ぜひ、心の掃除もしてほしいと思います。心の掃除とは、この1年間、そして2学期について振り返り、反省することです。人間の心にもほこりがたまります。そのほこりとは、「友達に意地悪をしてしまった」とか「ルールを守らず迷惑をかけてしまった」とか「つらいからすぐにあきらめてしまった」など、人間誰しもがもっている弱い心や悪い心のことです。心のほこりは早く払わないと固まってしまいます。固まってしまうと心の中をきれいにするのが難しくなります。きれいな心、美しい心を持ち続けられるように、しっかり心の掃除をしてください。
 大晦日が終わるころ、お寺では鐘を鳴らします。除夜の鐘といいますね。108回ならします。人間には煩悩(ぼんのう)悪い心が108あるといわれています。それを打ち払うために108回ならすのだそうです。107回は大晦日のうちに、そして108回目は新しい年、夜の12時を過ぎてからならすのだそうです。そうすることによって新しい年がよい年になるように願うのですね。
  「一年の計は元旦にあり」ということわざを知っていますか?何事もまず始めに計画を立てることが大事である、という意味です。新しい年になった元旦、1月1日の朝には、自分で1年間に頑張りたいことをしっかり考えてください。たとえば「今年は、なわとび検定1級を目標にするぞ」そのために「毎日10分練習を続けよう」などの計画を立ててみましょう。目標を叶えるには、努力を続けられるかどうか、にかかっています。
 以上、私から2つのお願いをしました。1年の終わりに心の掃除をすること。新しい年に目標を立てること。この2つを行い、ますます自分を成長させてほしいと思います。
 3学期は1月10日が始業式です。また元気なあいさつを聞かせてくれることを楽しみに待っています。どうぞ、安全で楽しい冬休みに、そしてよいお年を迎えてくださいね。

学校終業式の日は(1学期同様)屋上から見送りました。かなりの強風に子供たちの下校も心配です。
保護者の皆様、地域の皆様、関係の皆様、2学期間も大変お世話になりました。ありがとうございました。
休み中の無事をお祈りしています。どうぞよいお年をお迎えください。

記念日