研究授業(11/24)
W杯観戦で寝不足な子も?「ゴールキーパーすごかった!」とうれしそうに話す子がいましたね。(^^)/
今日は3年2組と4年2組で研究授業を行いました。芳賀四町教育研究協議会から指導主事の先生も来校し、アドバイスをいただきました。
研究授業は、授業者が1時間の授業の学習指導案を作成して行います。本時の指導目標を達成するために、子供たちの学習活動の流れや指導上の留意点を細かく考え、実践し、振り返ります。
3-2国語「モチモチの木 ~想ぞうしたことをつたえ合おう~」
文章を読んで中心人物「豆太」の性格を想像し、感じたことや考えたことを共有する学習内容です。
①音読し、掲示物を確認しながらこれまでの物語の内容や学習を確認します。
②一人一台端末(chromebook)のソフト(ジャムボード)を使って、豆太が勇敢か臆病か、自分の考えを示します。
③なぜ勇敢と思うのか、なぜ臆病と思うのか、根拠となる理由を本文から抜き出し、考えをまとめます。
④友達と考えを伝え合い、さらに自分の考えをまとめて書いていきます。
子供たちは本時に至るまでの学習の流れや、自分の考えの変化を確認しながら、意欲的に学習していました。
◆斎藤隆介作、滝平二郎絵の「モチモチの木」は、幼い豆太とやさしいじさまの心温まる物語で、教科書にも長く採用されています。大人になってから読み返すと、慈愛の深さがとにかく沁みますね。
4-2算数「面積 ~どの花だんが広いかな?~」
面積の導入の学習です。花壇の広さを比べる方法を考えることを通して、面積の大きさを数値化する良さに気付かせる内容です。
①3つの花壇で一番広いのはどれかを予想します。
②広さを比べる方法を考え、解決に向け試行錯誤します。印刷プリントを使って切ってみたり、重ねてみたり、線を書いてみたり、各自の方法で取り組んでいました。いろいろな方法を考えながら、正確さにこだわって選択する子もいました。
③ノートに考え方をまとめ、chromebookで撮影します。
④考え方をグループで説明し合い、その後、全体で確認し合います。
◆正方形や長方形の面積の公式を使えば簡単、の前の段階として、同じ大きさに分けて比べたり、はみ出した部分を比べたりしながら、今後、「いくつ分」を「平方」という単位で表せるように進めます。
研究授業は学習指導の流れを立案するまでに相当な時間を要しますが、教員にとって本分とも言えます。日夜、授業づくりに励む先生たちには頭が下がる思いです。