令和6年度

修了式(3/24)

 修了式では以下のような内容について話しました。
 今日で令和6年度七井小学校における約200日ほどの授業がすべて終わります。「修了」とは「終わり」という意味ではなく「修める」という意味です。易しく言うと、1年生は1年生で、5年生なら5年生で、など「それぞれの学年で教わったり経験したりする学習や行事のすべてをやりとおしました」ということです。1年間を振り返ると、楽しいことばかりではなく悔しいことや悲しいこともあったかもしれません。でも、さまざまな経験をし、それらを乗り越えてきたことで、体はもちろん頭や心も大きく成長しましたね。「修了おめでとう!」
 みなさんのお陰で、創立150周年の今年度が、とてもやりきったすばらしい年になりました。ありがとうございました。思い返せば小雨の中の運動会もパワーで頑張りきれたし、記念行事のコンサートも心底楽しむことができたし、そして何より先週の卒業式は、卒業生のために、というみなさんの心が一つになった証で、その態度や歌声にとても感動しましたよ。心が一つになると最強ですね。
 絵本「なきすぎてはいけない」を読むので聞いてください。死んでしまったおじいちゃんが孫に語りかけるお話です。
 みなさんには、前に佐々木朗希選手の話をしましたね。人生は、いいことばかりではありません。悲しいことや辛いこともたくさん起こります。そのときに、次の一歩を踏み出せるか、それは、「心」が決めるのです。涙色や花色など誰の心にも両方の心が存在します。大事なのは、悲しく辛いときに、ずっとずっと泣き続けずに、少し我慢して次の一歩を踏み出せるか、です。生きていく上では強い心も必要です。どうぞ、優しさと、強さをもって、なりたい自分の夢に向かって目標を掲げ、よさをさらに伸ばしながら、ますます大きく成長することを願っています。

合格修了おめでとうございます。
学校そして令和6年度、大変お世話になりました。


休み中の無事をお祈り致します。楽しく安全な春休みを(^^)/