校長室より
合唱祭を終えて
10月16日(木)に、正和工業にじいろホール(春日部市民文化会館)大ホールにて合唱祭が行われました。多くの保護者の皆様に来場をいただき、盛大に開催することができました。合唱を通して、子供たちの成長を感じられた学校行事となりました。
校長から、開会に先立ち、次のようなあいさつをさせていただきました。
先日、合唱祭事前集会で、生徒の皆さんには「合唱の魅力について」話をしました。
「一人じゃない、二人でもない、みんなで素晴らしい合唱にする」、
そんな話だったかと思います。
さて、「歌が歌える学校」
今年度、大増中学校では、心を育てる取組として、
「さわかやな あいさつ と 歌声が響き渡る学校」を目指しています。
歌声が響き渡る学校を目指している理由は、歌には心をまとめる力があるからです。
合唱のもう一つの魅力、それは「仲間との絆が育まれる」ことだと思っています。
本日を迎えるにあたり、クラスでの話し合い、練習への取組、そして、様々な意見の相違で、
葛藤のあった人もいるかもしれません。
しかし、それらを乗り越えた時、心に残る響き、音色が私たちの心を育ててくれます。 絆が育まれます。
そして、今、そのクラスでしかできない、その学年でしかできない、大増中学校でしかできない
ハーモーニーを奏でることで、一生の宝を得ることができます。
今までの練習の成果を発揮して、お互いのよさを認め合い、感動を共有していきましょう。
最後に、本日、交通指導の労をいただきました保護者の皆様、ありがとうございました。
お陰様で、無事、スタートすることができました。
合唱祭の閉会行事では、審査員から、「学年合唱の響きを各クラスの響きにも繋げ、そして、全校合唱へ繋げてください」と講評をいただきました。今後、全校で歌う校歌等に、この合唱祭で得た経験が繋がっていくことを期待しています。
ウサギとカメの競争の話
9月8日(月)に部活動壮行会が行われました。
部活動では新体制となり、各部活動の部長が、部活動ごとの目標の発表、運動部においては新人体育大会に向けての意気込みを発表しました。
そこで、校長からは、各部への激励と童話のウサギとカメの競走の話をしました。ウサギとカメの競走の話は、生徒の過半数が知っていました。ちなみに、ウサギとカメが競走をし、カメをリードしていたウサギが途中休んで、その間にカメが先にゴールをしてしまう話です。
『何事も油断せずに取り組むことが大切』
これは、ウサギから見た話、教訓とするものです。しかし、カメから見た話は次のようになります。
競走で、相手ばかりを見ていたウサギ、ゴールを見ていたカメ。目標に向けて精一杯競走したカメが勝ったという話になります。
『相手を見るのでなく、目標に向かい精一杯取り組むこと大切』
生徒には、この話を受け、目標に向かい、直向き(ひたむき)に取り組むことが大切だと話をしました。時間を大切に使い、目標達成に向け、精一杯取り組むことを期待しています。
2学期始業式
41日間の夏休みを終え、いよいよ2学期が始まりました。暑い日が続く予報も出ていますが、早く気持ちを切り替え、教育活動に臨んでほしいと思います。
さて、この夏休み、学校総合体育大会県大会、埼玉県吹奏楽コンクール東部地区大会、沖縄県での全国大会がありました。
学校総合体育大会では、大逆転での勝利、あるいは1点差で惜敗等、いずれも精一杯競技をし、皆さんの躍動している姿が印象的でした。
吹奏楽部のコンクールでは、演奏終了後、吹奏楽部の皆さんの笑顔、そして、涙が印象的でした。いずれにおいても達成感を味わった姿がありました。
沖縄では、天候の関係で競技日程が順延しましたが、当日、晴天の中、全国の猛者と肩を並べ、出走できたことに誇りを感じました。
この夏を通じ、生徒の皆さん、たくさんの感動をありがとうございました。
さて、始業式では、『時間の大切さについて』話をしました。
『時間を大切にする人は、日頃の様々な取組に工夫が生まれます。
どう時間を生み出すかを考えるからです。行動も手際もよくなります。
工夫するということは、先が見えているからできるものです。
時間を大切にするということは、様々なところで効果が生まれることは明らかです。』
2学期の授業日は77日です。長いと感じるか、短いと感じるかで、『できる』ことも変わってきます。2学期の終業式の時に、多くのことができるようになった皆さんの姿を見たいものです。
1学期終業式
令和7年度 1学期 終業式 式辞
いよいよ明日から41日間の夏休みに入ります。この1学期を振り返り、皆さんにとってはどうだったでしょうか。
入学式、始業式では、みなさんには「挑戦」というキーワードを渡しました。皆さんは、どんなことに挑戦しましたか。挑戦には、課題となる大きな山に出くわすことがよくあります。しかし、その大きな山を越えることで、日頃、見ることのできない景色を見ることができ、いわゆる達成感を味わうことができます。みなさんはこの1学期、何かに挑戦をし、達成感を味わうことができましたか。
さて、本日は終業式ということで、 夏休みを迎えるにあたり、3つの「あつい夏」についてお話をします。
一つ目は「暑い夏」です。
猛暑日が続く予報も出ていることから、先ずは健康管理をして、大きな病気、大きなケガ、大きな事故に遭わないようにしてください。休みとなると、気が緩みがちになります。是非、暑い夏を健康的に乗り切って欲しいと思います。
二つ目は「熱い夏」です。
先ほども話しましたが、この夏休みには、何か一つ、目標をたて、新たなことに、挑戦をして欲しいと思います。ちょっとできそうにないと思われることに挑戦して、大きな山を越えて欲しいと思います。そして、越えたときに見える景色を体感できた、そんな夏にして欲しいと思います。
三つ目は「篤い夏」です。
この「篤い」は、心を現す漢字のようです。つまり、心の成長を感じる「篤い夏」にして欲しいと思います。
具体的には、「思いやりの心」です。日頃できなかった家の手伝い、友達への感謝の気持ちを伝えること、あるいは地域のボランテイアに参加することもよいでしょう。なかなかできなかった思いやりの心、「篤い夏」にして欲しいと思います。
最後に、2学期も様々な学校行事や活動を予定しています。元気に2学期の始業式を迎えられるよう、有意義な夏休みを過ごしてください。
以上で、1学期終業式の式辞とします。
保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、日頃から本校の教育活動推進にあたり、御支援・御協力をいただいておりますことに深く感謝を申し上げます。引き続き、感動を共有できるよう努めていきたいと考えています。
体育祭を終えて
天候が心配される中、来賓の皆様、保護者の皆様をお迎えし、第42回体育祭を開催することができました。
体育祭スローガン「Show Time ~今が勝つ時 これが俺らの勝時(ショウタイム)」のもと、皆様方の応援のおかげで、躍動感あふれる実り多き行事になることができました。
学校では、今月の後半から来月にかけて、通信陸上予選、学校総合体育大会予選、吹奏楽コンクール等、部活動の大会等を予定しています。引き続き、御支援、御協力をお願いします。
令和7年度のスタートにあたり
令和7年度のスタートにあたり
校長 小川 智之
4月より、伝統ある 春日部市立 大増中学校に 校長として着任しました 小川 智之 と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
今年度、生徒数256名、学級数は特別支援学級2学級を含め10学級でのスタートになります。
学校教育目標 「理性 情熱 友愛」
目指す学校像 「一人ひとりのよさを見極め、育み、感動を共有できる学校」
学校経営方針 「感動 ともに育む」
を大切にし、教職員一丸となって学習指導や生活指導に取り組んで参ります。
子どもたちのよりよい成長のためには、学校と家庭・地域との連携が欠かせません。保護者の皆様、地域の皆様のご支援とご協力を賜りながら邁進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。