今日の給食

1月19日 食育の日の献立 山口県の郷土料理




ささげごはん
牛乳
豚肉のごまだれかけ
小松菜のおひたし
けんちょう

 今日の食育の日のこんだては山口県の郷土料理です。
 ささげごはんは、ささげという豆を使った豆ごはんです。山口県では、ささげを米と一緒に炊いたり、塩味で煮たささげをまぶして食べることが多いです。ささげごはんに色がついているのは、ささげの煮汁の色です。ごはんの色が藤色に見えることから、山口県では「藤飯」とも呼んでいます。
 けんちょうは、冬においしくなる大根と豆腐が入る煮物です。もともとは精進料理でしたが、しだいに一般家庭にも知れ渡るようになり、大根や豆腐のほかにも、冬野菜や鶏肉を入れて食べるようになりました。山口県では冬になると各家庭で数日分を大量に作って食べます。これは、煮こむほどに味がしみこみ、おいしくなるためです。山口県では、郷土料理である「けんちょう」の味を広めるために、けんちょうの具を入れたまんじゅうの「山口けんちょうマン」を開発して、新たな特産品としています。