今日の給食

11月4日 招待給食



春日部豆っ子ごはん
牛乳
さばの甘辛揚げ
青菜とかんぴょうのあえ物
田舎汁

 今日の給食は春日部で育った食材を使った献立です。
 「春日部豆っ子ごはん」に使用している『赤米』は、5年生のみなさんが赤沼の田んぼで育てたものです。5月に田植えをし、10月に稲刈りをした赤米を、今日は豊野小のみんなでいただきます。5年生の教室では、田植え・稲刈り体験でお世話になった『春日部赤米研究会』のみなさんをお招きして、一緒に給食を食べます。
 赤米は普通の米が育ちにくい土地でもよく育つので、昔から各地で育てられ、貢ぎ物やお酒の原料として使われていました。次第に白米の栽培が主流となり、赤米の栽培がない時代もありましたが、ひそかに赤米を栽培し続け、現代まで残した神社があったため、こうして赤米をいただくことができます。そして、近年の雑穀米ブームにより、赤米が注目されるようになり、再び日本各地で赤米が栽培されるようになりました。日本の伝統食材が豊野小のご近所で栽培され、給食でいただけることは、とても貴重でありがたいことです。赤米は白米に比べ、たんぱく質や各種ビタミン、ミネラルなどを含む、栄養価の高いお米です。また、ごはんには献立名の通り『黒豆』が入っています。こちらも春日部市で育った黒豆です。黒豆は昔から厄払いと健康の願いをこめて、新年の始まりにおせち料理でいただいたり、栄養価が高いことから漢方の生薬に使われるなど、日本人の食と健康を支えてきました。
 今日の給食も残さず、おいしくいただきましょう。