今日の給食

今日の給食

10月20日 食育の日の献立



ごはん
牛乳
ターンムのからあげ
クーブイリチー
イナムドゥチ
シークワーサーゼリー

毎月19日は食育の日です。
今年度、春日部市の小学校では食育の日に合わせて、日本各地の郷土料理を献立に取り入れています。
今月は、沖縄県の郷土料理です。

「ターンム」とは、沖縄を含め、日本の南西諸島で栽培されている田芋という種類のさといものことです。沖縄ではターンムを田楽にしたり、からあげにして食べます。給食では田芋の代わりにさといもを素揚げにして、三温糖としょうゆ、水あめ、しょうが、でん粉で作ったタレにからめました。
 クーブイリチーの「クーブ」はこんぶ、「イリチー」は炒め物の意味です。沖縄県ではこんぶはとれませんが、消費量は日本一です。なので、沖縄県にはクーブイリチーのほかにも、こんぶを使った料理があり、沖縄県では欠かせない食品です。
 イナムドゥチは具だくさんのみそ汁で、お祝い料理のひとつです。イナは「いのしし」、ムドゥチは「もどき」という意味です。もどきがなまって「ムドゥチ」になったといわれています。イナムドゥチは、いのししの肉ではなく豚肉を使い、野菜やしいたけなど、さまざまな具材が入ります。沖縄県では昔はよく、いのししの肉を食べていましたが、次第にいのししの数が減り、いのししの代わりに豚肉を食べるようになりました。いのししをしのんで「いのししもどき」という意味の料理名にしたと言われています。
 デザートには、沖縄県の特産品であるシークワーサーをゼリーにしていただきます。