算数タイムが始まりました!
今年度も毎週水曜日の朝は、算数タイムです。
(1年生はしばらく朝の生活指導のため、算数や国語などの朝の学習活動はまだ行いません。)
8時15分になると、朝の会話、賑やかさは止まります。
シンとした朝の教室。聞こえるのは、鉛筆を走らせ、芯の先が紙に擦れる音、外の景色の生活音のみです。
集中の先に音は無音になり、言葉や数字に変わります。
長さについての単元を学習し、定規を常備している3年生以上では、筆算の答えを書く際など、線を引くときには定規を使っています。
(2年生の長さの単元を学習する際に必要になる定規は、低学年にとって、これからの購入予定ですが、御家庭によっては家庭学習などで線も丁寧に書かせたいからと、1年生からすでに常備しているというお子さんもいらっしゃいます。先を見据えての御対応、ありがとうございます。)
「定規は、壊れやすい折りたたみではなく、10〜15cm程度の筆箱にしまえるもので、目盛りや書いたところが見える透明なものが使いやすく、望ましいよね。」
(右利きの場合)「左側から右に線を引くんだよね。」
「ここから、ここまで引くんだよ。」
中学年や高学年でも、年度初めには改めて指導するなどしています。
ちょっとしたことですが、運筆がまだまだ定まらなかったり、繰り上がり、繰り下がりなどのケアレスミスを防ぐためだったり、小学生では、このような些細なところも丁寧に書くことを指導しています。
「細部に神が宿る」というような諺に基づいた前校長先生からの教え、見返したときに自分や他人が分かるノート作りをするという算数科の研修の活動が子供たちにも根付いています。