本日の夏の校内研修!
保護者や地域の皆様におかれましては、分散登校のお知らせ以降もそれぞれに御準備や落ち着いた御対応をしていただき、ありがとうございます。
武里西小では、本日も分散登校や2学期の行事の変更、調整等の準備や職員会議、研修を行いました。
分散登校などに伴う詳しい学習計画等につきましては、また準備が整い次第、メール配信等でお知らせいたします。
職員会議を終えたあとは、人権教育研修会を行いました。
まずは、緊急事態宣言前に開催された合同現地研修会に参加した先生による「同和問題(部落差別)」についての報告です。
同和問題とは、日本の歴史的過程で出来た身分制度によって、今なお、日常生活で受ける様々な差別のことで、日本固有の人権問題です。
同和問題における身分制度の構造の問題と理由、それを解放するための歴史や戦前戦後の動き、事件などについての話、平成中期~後期にかけて人権問題として考える機会が失われてしまったという現状、近年の差別的事案の表面化まで様々にお話がありました。
同和問題は、触れない、触らないということではなく、まずは、知ることが大事だということでした。様々な人権問題の大きな一つの課題として、解決していくために後世に伝えていかないといけない問題です。
▶法務省「同和問題(部落差別)について正しい理解を深めましょう」
▶人権啓発ビデオ「同和問題 未来に向けて」(YouTube)
次に人権担当の先生から人権感覚育成指導者研修会にて学んだ「人権感覚の育成」についての講義があり、DVDを視聴したり、演習を行ったりしました。
演習では、学校教育において、人権の情報・知識を教えるだけではなく、実践的行動力まで結びつけるために、人権感覚の育成のための視点の明確化、ファシリテーターとしての教師の役割などについて、実際に授業で行うプログラムを行いながら考えました。
「人権」については、様々な分野がありますが、お互いに向き合い、お互いの立場や気持ちについて確かめ合うことが大切だということを改めて考えることができた研修となりました。
報告、研修会を開催してくださった先生方、ありがとうございました。
午後は、備品整理です。
夏休みを利用して、学校生活において様々な場面で使われている学校の教材、教具、その他の備品等が適切に管理、保存されているか複数の先生方で名簿を見て確認していきます。
また、古くなってしまい、修理・処分が必要なもの、新しく購入したいものなどについてもチェックしていきました。
日頃から適切に管理されていることもあり、大きな混乱もなく、無事に終えることができました。