教育実習期間が終了となりました。
6月11日(金)をもって、6名の各大学生による教育実習が終了となりました。
実習生の皆さん方においては、4週間~1週間の長短の期間はあれど、普段の大学生活では味わえない濃厚で驚きの期間だったことだと思います。
教師としての仕事の大変さに驚き、子供たちの笑顔に癒され、社会人になるための覚悟を感じることができたのではないでしょうか。
この様な社会情勢で難しいこともあるとは思いますが、是非、教員の道を選んで、どこかの職場で一緒に働けることを教職員一同、楽しみにしています。教育実習、お疲れ様でした!
また、今回の教育実習に辺り、日頃の業務で大変な中、後進の指導のためと熱意を持って指導に臨まれた指導教官の先生方におかれましては、大変お世話になりました。ありがとうございました。
保護者、地域の皆様におかれましても、これからの埼玉県の教育を担うであろう教育者を育てる教育実習に御理解、御協力いただき、ありがとうございました。
ここからは、一部ですが、教育実習の総まとめとなる研究授業の様子を御紹介します。
7日(月)からは、東京家政大学から栄養教諭の教育実習生も教育実習を行いました。
5年生社会科「あたたかい土地のくらし」
沖縄県の人々の家やくらしを通して、自分たちの国土の気候や概要、自然環境に適応した生活をしているということを様々な資料やグラフ、地図帳等を利用しながら話し合っていきました。
5年生を担当した実習生は、大学で社会科について学んでいるということもあり、社会好きな子を育てたいと、指導教官に資料の提示の仕方、ワークシートの見せ方なども指導していただきながら、研究授業を行いました。
2年生算数科「長さをはかってあらわそう」
長さの測定などの活動を通して、「cm」「mm」のものを測定したり、比べたりしていきました。
2年生を担当した実習生は、指導教官から発問の仕方や悩んでいる児童への接し方なども指導していただきながら、研究授業を行いました。
6年生理科「植物の養分と水」
植物の中の水の通り道について予想しながら調べ、結果と比べながら考えを表現する活動を通して、植物の体のつくりや働きについて考えていきました。
指導教官からは、いくつかの結果が予想される実験の活動なども含め、子供たちが如何に多面的に考えを膨らませ、発表していくかなども御指導いただきならが、研究授業を行いました。
2年生算数科「長いながさをはかってあらわそう」
今まで長さの計測については、定規やものさしを使って計測してきましたが、今回は、巻尺の目盛りの読み方について学習しました。
指導教官の先生からは、授業全体の流れや発問の仕方、素早く行動させていくための的確な指示等も御指導いただきながら研究授業を行いました。
4年生国語科「つなぎ言葉のはたらきを知ろう」
「だから」「しかし」「しかも」「それとも」「つまり」など文章を書いていく上で必要になってくるつなぎ言葉をグループでそれぞれの働きについて調べながら学習していきました。
指導教官の先生からは、子供たちがグループ活動を行っていく際の意図や発問の仕方等についても御指導いただきながら研究授業を行いました。
3年生学級活動(2)「バランスよく食べる大切さをかんがえてみよう」
食育の視点を踏まえ、健康な毎日を送るためには、バランスの良い食事が大切ということを3つの食品群の働きなどをグループで考えながら学習していきました。
指導教官の先生からは、授業の流れや掲示、発問の仕方等も御指導いただきながら研究授業を行いました。
そして、最終日。
教育実習生と過ごした子供たちのクラスでは、どのクラスでも先生に内緒でサプライズの準備を進めていました。
寄せ書きを書いたり、手作りのプレゼントを作ったり、一致団結!
「先生、ありがとうございました!!」と拍手のお出迎え。
その後、クラスでレクをしたり、昼休みには最後まで一緒に遊んだりして、最後のお別れも名残惜しい雰囲気となりました。
子供たちも「また来てくださいね!!」「今度は、いつ来るんですか!?」「また会いたいです!!」と最後まで人だかりのお別れとなりました。