武里西小学校

令和元年度のやったり踊り!



本日、やったり踊りが開催され、武里西小からは1年生2名の児童が参加しました!
埼玉県の無形文化財に指定されている「やったり踊り」は、江戸時代から続く伝統的な由緒ある踊りです。(かすかべオラナビはコチラから)
江戸時代、参勤交代に際し、人馬など村の石高に応じた負担を課せられるのが常でした。大畑村と備後村で不毛な土地をどちらが所有するかによって負担が変わるということで争いが起こり、相撲で決着をつけることになって、勝負に勝った大畑村の人々が「ヤッタリナー!」と踊り始めたのがこのやったり踊りの由来だそうです。
元々は阿波踊りのような念仏踊りだったと言われ、現在の形になり、受け継がれている成り行きや、大畑地区にある西光寺から大畑香取神社へ行くという流れなど、夏の夜にぼんやりと流れる雰囲気や消える風景は一つ一つが意味あるもので、調べていくにつれ、やったり踊りの歴史や当時の人々の思い、それを受け継ぐ人々の思いに馳せてみると、大変面白くもあり、全国的にも珍しい面白さを感じる地域の伝統芸能の一つでもあります。



20時を過ぎた頃、ポツポツと小雨が降る中のスタートです。





主に備後小の児童が多い中、武西の1年生も小若の一員として頑張って踊っています!
卒業生の姿も見かけ、頑張っていました!









やがて一行は、大畑香取神社に到着し、中学生までの「小若」、高校生以上の「若衆」に分かれ、扇子踊りや手踊りを披露し、踊り続けた一時間以上のひと時が終わりました。
一時間以上も踊り続けて、普段、学校で見せる姿とはまた違う頑張りに驚いた夏の夜。
小雨が降ったり、止んだりの中でしたが、とても頑張っていました!!