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【6年生】古代から教室へのメッセージ

 今日は、埼玉県埋蔵文化調査団の方が訪問し、「古代から教室へのメッセージ」という特別授業を実施してください

ました。

 土器等の実物を手にとって学習する中で、こどもたちは、歴史に興味・関心をもっていたようです。

 こどもたちの、好奇心あふれる表情、感動のつぶやき、友だちと当時の様子を話し合う姿等たくさん見ることができ

ました。

 ★今日の問いは、「同じ使い方(ナベ)なのにどうして形がちがうのか」でした。

  6年生は、実際に土器等を触りながら、友だちと相談しながら問いについて真剣に考えていました。

 

【6年1組の様子です】

★縄文土器です。けっこう重いです。

★弥生土器です。縄文土器より軽くうすくなっていることに気がつきました。

★古墳時代の土師器(はじき)です。この3つをどうやって使うのか話合いが盛り上がっていました。

 

★古墳時代になると、外国から「かま」が伝えられました。

 そのことによって食品を蒸すことができるようになったそうです。

★本物の土器を触り、その時代と交流し、みんな土器土器です。

 

【6年2組の様子です】

★この縄文土器は春日部の内牧の花積遺跡で発掘されてものです。

★「校長先生、これ本物ですか?」

 「縄文人の方が使っていたものです。こげているのは、縄文人が火で料理していた跡だよ」

 「えー。すごい」

 「縄文土器を通して、縄文人と交流している(出会っている)ね。」

 「そう思うと超すごい!」

★何をどのように料理していたのか話合いが盛り上がりました。

★土器の形が、時代背景等と関係していることが、指導者のお話からよくわかりました。

 効率的に料理するために、知恵を使って様々な工夫がされていたことを理解していました。

★八木崎遺跡(春日部高校敷地内)で発掘されたものです。やっぱり地元春日部で発掘されたものには興味深々です。

★実際に本物を触って、歴史に興味をもったと同時に指導者の方からのお話を聞いて埋蔵文化財の大切さにも気づいたことでしょう。

★埼玉県埋蔵文化調査団のスタッフの皆様、御指導ありがとうございました。

 今後の歴史学習につなげていきます。