第2回学校保健委員会(11月17日(金))
◆今年度、第2回目の学校保健委員会を開催しました。
松崎PTA会長のあいさつの中では、子どものケガへの対応ができるようになるため、
勉強させていただきたいというお話がありました。
講師の木勢先生をご紹介いたします。
〇講師:秀和総合病院 リハビリテーション科 理学療法士
木 勢 峰 之 様
〇演題:小学生のケガとその要因を知り、カラダ作りのポイントを知ろう
転ぶ経験の不足により、その後のケガにつながるとことが分かりました。
運動機能の障害等で立ったり歩いたりするための身体能力が低下した状態を「ロコモティブシンドローム」と言います。
現在、子どもたちが「小児ロコモ」の状態にある可能性の話が印象的です。
本校職員は、床の上10センチの板に座った状態から片足で立ち上がることができます。
足の筋力がしっかりとしている証拠です。
さらに、木勢先生は、床に直接座った状態から片足で立ち上がります。
お話しされていることを体現されています。
足の筋力を高め、維持していくことや、転ぶ体験がけがを防ぐことなど、
私たち大人が、子どもたちや自分自身のために意識していかなくてはいけないことが分かり、
大変有意義な時間となりました。
木勢先生、ご多用のところ、ご講演ありがとうございました。
保護者、学校がスクラムを組み、子どもたちのケガの予防、対応に取組んでいきます。