郷土資料館の収蔵資料

収蔵資料の紹介

資料名 竪穴式住居模型(たてあなしきじゅうきょもけい)
年代 縄文時代中ごろ
法量 (原寸大)
資料種別 模型
文化財指定 未指定
収蔵番号等 常設展示中
資料写真
解説 この模型は豊春地区の花積で発見された縄文時代中ごろ(四千五百年くらい前)の住居跡を復元したものです。この住居の大きさは、高さが四・一メートルで、四本の梁に木を寄せ、カヤで覆ってあり、一軒の家に四〜五人で暮らしていました。
住居は、地面を50センチ〜1メートルほど堀り下げ、そこを床として柱を立て、周囲に屋根を葺き下ろしています。竪に穴を掘っているので、竪穴式住居とよばれています。住居の中央には石で囲んだ炉が作られています。炉は火を焚く場所で、料理のほかに明かりや暖房にも使われました。屋根には煙出しの穴があり、炉からでる煙はここから外に出しました。
人形が着ている服は、鹿の皮をなめしたものです。猪や鹿などの動物の肉は食用に、皮は衣類や敷物に使われました。
縄文人はなかなかおしゃれで、耳飾りや腕輪をしたり、顔にイレズミをしていました。
図1
図2
図3
図4
語注
参考文献
その他