郷土資料館の収蔵資料

収蔵資料の紹介

資料名 旧庄和町旗(きゅうしょうわちょうき)
年代 昭和29年(1954)〜平成17年(2005)
法量 昭和29年(1954)〜平成17年(2005)
資料種別 歴史資料
文化財指定 未指定
収蔵番号等 春日部市教育委員会スポーツ推進課移管
資料写真
解説 この資料は、市内の体育施設で使用されていた旧庄和町旗です。
旧庄和町の町章は、もとは、昭和29年(1954)に川辺村、南桜井村、富多村、宝珠花村の四村が合併し、誕生した庄和村の村章です。「庄和」という地名はこの時誕生したもので、「庄内領の村々が一致和合す」の「庄」「和」の文字をとって造られた造語です。村章は、四村を表す「+」を円で囲み、「庄」の文字を表現しています。
その後、庄和村は、昭和35年(1960)に杉戸町から倉常・芦橋・木崎を編入し、昭和39年(1964)に町制が施行され、庄和町となりました。町章は村章をそのまま継承し、町のシンボルマークとして長く愛されました。
平成17年(2004)10月1日、春日部市と庄和町との合併により、新たな市章が制定されると、旧町章はその役割を終えました。
図1
図2
図3
図4
語注 庄内領(しょうないりょう): 下総国葛飾郡の「領」の一つ。現在の幸手市・杉戸町・春日部市・松伏町・千葉県野田市に分布した。
参考文献 『新編図録春日部の歴史』(春日部市教育委員会、2016年)
その他